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【集客】自社の分析を行い、勝ち筋を言語化する方法

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本記事は、起業して第一歩目の具体アクションが分からない方向けに起業後1年目に必要になる考え方とビジネス構築を伝える集客の講義「不動産ブートキャンプ」について説明します。フリーランス開業後のやりたいことを現実にするため、不動産業界では教えている場所が少ない営業戦略の立て方と経営者に必要なビジネスの視点を解説します。

フリーランス開業後の集客や営業戦略について、
みなさんどんな計画を立てていますか?

今回は前回お伝えした自社の分析を行い、現状の目標と課題を可視化する方法を元に、「私の実際の開業当初に当てはめた体験談」について話していきます。
前回話した内容はインプットの基礎編でしたが、今回は実際の実務での使い方の応用編になりますので、しっかりマスターしていきましょう!

こんな方におすすめ

  • 不動産の集客に課題がある
  • 集客の知識を体系的に学んでみたい
  • 自社の強みを言語化できない
  • ビジネスチャンスを見つけたい
目次

リアルケース:しらい先生の開業当時のエピソード

私が運営している不動産ブートキャンプのDAY13の講義の話を一部触れる内容です。
今回の記事を読んで集客についての考え方に興味が湧いたら、個別相談や講義の参加など検討してください!

では本題に入りましょう。

前回記事でSWOT分析について触れました。

復習になりますが、SWOT分析とは以下4つの頭文字を取ったものです。

Strengths(強み)
Weaknesses(弱み)
Opportunities(機会)
Threats(脅威)

『なぜ自社の分析が必要?』
現状を正しく可視化し目標と課題をちゃんと設定するために必要な作業になります。
今回は具体事例をしらい先生の創業1年目の内容をもとに解説しようと思います。

■しらい先生の成功談/失敗談(開業時)
・強み)同年代(20代)のニーズを分析できていた若さと不動産知識・SNS知識が強み
 →例えば20代は、同年代が不動産を持ち始めると、『自分も負けてられない』と具体的に行動する人が多い
  ※一方、40代や60代が不動産を持っていても『自分に関係がない』と興味を示さない人も多い
 →そこに不動産とSNSをうまく掛け合わせたので伸びた
・弱み)若さゆえの人生経験が浅さ。ライフステージが違う方や年齢が離れている方の悩みは感情移入できない
・機会)顧客の頭の中を理解し、ブランディングの重要性に気付けた
 →顧客は20代高所得サラリーマン
 →成功しても不動産を持って固く人生賢く生きたい人が増えてきた
 →意識の高さ/賢い生き方をSNSで探している人が一定層いた
・脅威)コロナ禍でチラシの効果が下がるなど、既存のビジネスのやり方では通用しない状況だった
 →チラシ効果が低下、Web掲載広告の反響も減った
 →組織的なリソースがない個人事業なので、人で選んでもらうビジネスへの転換がそもそも必要

ではここからしらい先生の情報をSWOT分析で整理するとどうなるのか確認していきましょう

SWOT分析で整理するとどうなるか

SWOT分析のフォーマットはこちらになります。

手順①として、SWOT分析の整理の前に、以前情報整理をしたPEST分析と3C分析を左枠内に記載しましょう。
※こちらのスライドは実際に不動産ブートキャンプで使用しているものです。

手順②は、上記のように左枠内に整理した情報を元に、右枠内に『強み』『弱み』『機会』『脅威』を記載してみましょう

ここまでがSWOT分析の整理内容になります。自社の分析は重要ですが、結構大変だったりするもの。ここまで整理するのが大変だったと思いますが、この情報を元にあと1歩、分析をしていきます。

クロスSWOT分析を行う

なぜクロスSWOT分析をするのか?については自社の状況と市場・競合の状況を照らし合わせて成功の勝ち筋を見つけるため
そのため現状分析の総まとめとして、この分析が最後に重要になってきます。

では改めてクロスSWOT分析のフォーマットはこちらになります。

ここから手順③としてクロスSWOTを行います。
クロスSWOTとは、それぞれ「強み×機会」、「強み脅威」、「弱み×機会」、「弱み×脅威」を掛け合わせて現状分析から基礎戦略を作ることを指します。では実際に手順②までの情報を元に当てはめてみましょう。まずはフォーマットに合わせて強み・弱み・機会・脅威に情報を入力していきます。

最後に手順④として、情報の掛け合わせ(クロス)を行っていきます。
※画像はあくまで参考なので他の視点をからも考えることで正解は増えることをあらかじめお伝えしておきます。

最後にクロスSWOTの中で一番重要なのは強み×機会と言われます。自社の勝ち筋(KSF)を言語化したものだからです。
弱み×脅威はやらないことを決めるため、弱み×機会や強み×脅威は改善できれば新たな勝ち筋になるため、今後取り組むこととして整理しておき、定期的に内容を更新することで正しく自社と市場の状態を見極めることができるようになっていきます。

以上になります。いかがでしたでしょうか?
ちなみに、今日の解説は不動産ブートキャンプのDAY14でお伝えしている内容の一部になります。

意識して使えるようになることで成功は再現しやすくなります最初は集客やマーケティングは難しいと感じると思いますが、同じ不動産キャンプメンバーがいるから初めての学びも他の人の視点を聞きながら一緒に学ぶことができるのが、このブートキャンプの特徴なので1人ではありません。今目標を持って進んでいる方同士どんどん交流と意見交換をしながら成長してもらえれば良いなと思います!

まとめ

今回は、「SWOT分析のやり方」について解説しました。

今回の重要ポイントは3つです。

  1. 4つの視点で自社の分析を行い、現状を整理すること
  2. SWOT分析に必要な前提条件も理解すること
  3. 実際のアウトプットをやってみること

特に3つ目のポイントは、基本的ですが重要な考え方です。
開業やフリーランスを目指すには、集客という壁が立ちはだかります。私はその集客という大きなフレームを細かく分けて、具体的にやらないといけないことを解説しています。今、知識としてどうすれば良いのか?がわかったと思いますので次のアクションを起こしていきましょう。集客についてどんな順番で行動していかないといけないか忘れないように、今日まとめた3つのポイントをもう一度見返し、いつでも声に出して言えるようになるまで復習をしましょう!

また、

「もっと不動産ビジネスに特化した集客・マーケティングを学びたい」
「わからないところは質問しながら体系的に学びたい」

そんな方はぜひ不動産ブートキャンプにご参加ください。未経験から一人で稼げる宅建士になった私の成功体験、失敗体験を元にした不動産業界特化型の集客・マーケティングの勉強会を開催しています。

また、不動産キャンプでは実務学習だけでなく、宅建や不動産業界に関するイベントや
未経験から一人で稼げる宅建士になるために必要な実務勉強、集客・マーケティング、経営戦略について
私が今まで体験してきたことをまとめているknowledgeサイトを運営しています。

宅建を活用したいけどまだイメージがつかない、不動産キャンプは気になるけどどんなことが学べるのか事前に知りたい

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この記事を書いた人

しらい先生のアバター しらい先生 不動産キャンプ運営者

フリーランス宅建士/会社経営者

趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。
私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です!
21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。
22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。
現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。

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