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権利証が火事で燃えたらどうすればいい!?

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不動産キャンプには、公式LINEやコミュニティ(Discord)を通じて、日々仕事のノウハウから不動産実務取引など、さまざまな質問が寄せられ、その質問に対して、その分野にくわしいキャンプメンバーや、専門家の方などが回答をしています。

「自分がわからないことは、他の人もわからない」ことが多かったりしますよね。

この「お悩みコーナー」は、メンバーの方から集まった有益な質問と回答を記事にして、みなさんにもご紹介する場所です。

ぜひ、一緒に回答を考えてみてください!

※お悩みは、個人情報を伏せた上で実際に寄せられた内容を一部読みやすく編集しています。

目次

今回のお悩みテーマ:権利証が火事で燃えたらどうする!?

Tさん/愛知

権利証が火事で燃えてしまった場合、どうなりますか?
登記してあれば権利証がなくても大丈夫ということはわかりましたが、売買となると権利証が必要ですよね?再発行はできないとなると司法書士の先生にお願いするのが一般的なのでしょうか?

しらい先生

はい、おっしゃる通りで権利証を紛失したら再発行できません!
所有権移転登記で必ず必要になります。

Tさん/愛知

では、どんな対応をすればよいですか?

しらい先生

まず、以下の方法があります。

公証人による本人確認
必要な書類を用意して公証役場へ行き、認証手数料を支払います。公証人の立ち会いのもとで、登記申請書や登記申請委任状に署名・捺印すると、「間違いなく本人である」という認証文をもらえます。

この認証を受けた書類を法務局に提出すれば、権利証の提出なしで登記の申請を行うことができます。

Tさん/愛知

それは便利ですね!他にも方法はありますか?

しらい先生

はい、もう一つの方法があります。
司法書士などに依頼して本人確認情報を作成してもらう
登記申請の代理人に本人確認情報という書類を作成してもらい、本人確認を行うことも可能です。(私はいつもこちらを利用しています。)

司法書士に依頼し、対応いただきます。作成してもらえる本人確認情報という書類を土地の権利証の代わりに法務局に提出し、登記の手続きができます。

Tさん/愛知

なるほど。ちなみに、費用はどのくらいかかりますか?

しらい先生

支払い金額は、数万円から十数万円程度くらいですが、お客様に自分で公証人役場に行ってもらう手間や書類準備等を考えるとこちらの方がスムーズかと思います!

Tさん/愛知

そうなんですね。ありがとうございます!

まとめ

しらい先生

今回のポイントをおさらいしましょう!

権利証が紛失した場合、再発行は不可。所有権移転登記の際には、以下の対応が一般的。

  1. 公証人による本人確認
    必要な書類を用意して公証役場へ行き、認証を受ける。この認証文を法務局に提出することで、権利証なしで登記申請が可能。
  2. 司法書士による本人確認情報の作成
    司法書士に依頼して本人確認情報という書類を作成してもらい、これを法務局に提出することで登記手続きが可能。費用は数万円から十数万円程度だが、手間を考えるとスムーズ。

今回は、権利証を無くしたときに関するご質問がありました。もしものときに備えて、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

Discordの質問場所の例

不動産キャンプの会員になると、仕事や不動産に関することなどが気軽に質問できる場所がDiscord上にあります!

あなたの質問が、みなさんの疑問を解決するきっかけになるかもしれません。

「こんなこと聞いていいのかな?」と思うことも、ぜひどんどん質問してください!

今回の回答者

しらい先生 フリーランス宅建士/会社経営者

こんにちは、フリーランス宅建士の白井です! 趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。 私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です! 21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。 22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。 現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。

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この記事を書いた人

しらい先生のアバター しらい先生 不動産キャンプ運営者

フリーランス宅建士/会社経営者

趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。
私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です!
21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。
22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。
現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。

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