この記事では、初めて不動産取引を学ぶ方に向けて、一連の仕事の流れを解説していきます!
宅建に合格したとしても仕事のやり方がわからなければ活用は難しいと感じている方も多いと思います。
そこで、現役の宅建士はどんな仕事をしているのか、不動産取引の事例を用いて一連の流れを解説させていただきます!
まずは「不動産の仕事ってこんなふうに進んでいくんだ」「こうやって利益が生まれていくんだ」とイメージすることから始めてみましょう!
この記事の内容は、不動産キャンプの実務講座『事例で学ぶ不動産取引(買主担当編)』でお話しした内容を一部抜粋して解説しております。
キャンプメンバーの方は、この記事を読み終わった後に概要欄の『宅建士の履歴書』からログインし具体的な学習をスタートさせてください!
この記事では、不動産取引の一連の流れを事例を通じて分かりやすく解説します。
宅建に合格しているけど不動産経験がない方や、不動産営業初心者の方でもイメージをしていただきやすいように事例を用いて
一連の流れを説明していきますのでぜひ最後まで記事を読んでください。
私の今までの経験を踏まえていますので
今の自分は何から始めればいいのか、より具体的にイメージできると思いますので最後まで是非見てください。

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1. 反響対応から来店までの流れ

まず最初に、不動産取引は「お客様の問い合わせ」いわゆる反響から始まります。
具体例として、広告を通じて問い合わせがあった際の電話対応が初めのステップです。
この時、買主様の基本情報(家族構成や希望条件など)を的確にヒアリングし、相手のニーズを把握することが重要です。

物件の購入についての問い合わせをいただいた時には「物件確認」という業務があります。
問い合わせのあった物件がまだ市場にあるかどうかを確認することで、次の対応に進む準備が整うのです。
電話対応においてはお客様の緊張を和らげることも大切です。お客様が求める情報をしっかりと伝えることで、信頼を築く第一歩となります。
2. 来店から物件案内までのステップ

買主様が来店された際には、まず「顧客情報の記載」をお願いしましょう。
この段階でお客様の連絡先や希望条件などを記入してもらい、資料を用意する間にお茶などを提供してリラックスしてもらいます。
このような細やかな心遣いが、お客様との信頼関係を築く基礎となります。
その後、物件の紹介に入ります。私の場合、始めて不動産の内覧をされるお客様には、空家案内しています。
空家を最初に見せることで、中古戸建の注意点を丁寧に説明し、物件の見方を説明するためです。
具体的にはキッチン下の配管の状態や床下収納のチェックなど、細かい部分の説明も行います。
3. 購入申込と住宅ローン事前審査

お客様が気に入った物件があった場合、次に「購入申込書の提出」と「住宅ローンの事前審査」に進みます。
この段階で住宅ローンの事前審査の結果を武器として持っておくことは、売主様に申込書を提出する際に安心感を与える重要な要素です。
売主様は審査が通っている買主を優先して契約したいと考えることが多いため、早めの審査準備が物件を押さえることに繋がります。

私は、住宅ローンの事前審査は「物件を購入するための武器」として機能すると実感しています。
特に他の買主様と同じ物件の取り合いになってしまった場合は、住宅ローンを借りられる人なのかどうかが購入申込の受理に大きく影響します。
銀行の事前審査をネットで済ませることもできるので、買主様の担当をする際には住宅ローンの事前審査を早い段階で通すことを意識してみてください。
4. 物件調査と重要事項説明

購入申込書を提出後、次のステップとしては、物件調査や重要事項説明があります。物件の調査はすでに売主担当の不動産会社が行なっておりますが、買主担当としても再調査をすることを心がけてください。
また、重要事項説明書と契約書についても、売主担当の不動産会社が作成することが一般的ですが、自身の宅建士情報を記載する部分もありますので必ずチェックすることと、間違いがあれば訂正をすることを意識しておきましょう。

今回は買主様が住宅ローンで物件の購入をするという事例になりますので、「住宅ローン特約」を説明をします。
「住宅ローン特約」の仕組みとして、契約の際には、住宅ローンの事前審査が通っていても、本審査で落ちてしまうケースがあるため、特約条項として契約書に含めることが一般的です。
この特約により、本審査に通らなかった場合は契約を白紙解除できるため、買主様のリスクを軽減することができます。
5. 決済前の手続きと最終チェック

契約が完了すると、次は住宅ローンの本審査、金銭消費貸借契約、そして物件の引き渡し前内覧をします。
これらの手続きは決済前に行われ、最終的に物件の状態が契約時と変わっていないかを確認します。
ライフラインの開栓状況もこの段階で確認しておきましょう。
これらのプロセスを丁寧に行うことで、契約後のトラブルを未然に防ぐことができます。
また、買主様の担当をする際には、住宅ローンの本審査は早めに行うことを意識してください。
お客様のお勤め先や働き方で、審査に時間がかかる場合があり、決済に間に合わないと契約自体が破棄されてしまうリスクがあります。
お客様には早めの対応を促すよう心掛けましょう。
6. 決済と引き渡し、アフターフォロー

決済日は不動産取引の最終段階です。この日には買主様が残代金を支払い、売主様から物件の引き渡しを受けます。
また、決済には司法書士が立ち会い、所有権移転登記などの手続きの準備が始まります。全ての関係者が集まり、細心の注意を払って進行します。

決済後は、お客様に対してアフターフォローを行うことも重要だと考えております。
アフターフォローを通じて、購入後の問題や質問に対応し、信頼関係を継続的に築いていくことが求められます。
例えば、ライフラインに問題がないか、物件の不具合がないかなど、お客様の困りごとに迅速に対応することが信頼を深める鍵となります。
まとめ
不動産取引の基本を学ぶことは、仕事をするためのスタートラインです。
反響対応から物件案内、住宅ローンの事前審査、重要事項説明、決済、そしてアフターフォローまで、一連の流れをしっかりと理解することで
未経験でも確実に成長し、宅建士として活躍することができます。
お客様との信頼関係を築くために、細やかな対応を心掛け、まずは基本の流れをマスターしましょう。
この記事の内容は、不動産キャンプの実務講座『事例で学ぶ不動産取引(買主担当編)』の内容を一部抜粋して解説しております。
キャンプメンバーの方は、この記事を読み終わった後に概要欄の『宅建士の履歴書』からログインし具体的な学習をスタートさせてください!
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