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宅建士のミスで契約破棄?マンション買い替え特約を理解しない初心者の不動産営業マンが陥る恐怖の落とし穴!

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この記事は、宅建士の経験が全くない方に向けた「不動産の実務入門」の記事になります。

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宅建士のミスで契約破棄?マンション買い替え特約を理解しない初心者の不動産営業マンが陥る恐怖の落とし穴... .いつも動画を見ていただきありがとうございます。「宅建士として、自信を持って仕事をしたい」「副業やフリーランス、不動産開業をしたい」実はこの問題、不動産の実務を...

「宅建士として、自信を持って仕事ができるようになりたい」
「副業やフリーランス、不動産開業を目標に実務を知りたい」

実はこの問題、不動産の実務を覚えることが一番の解決案になります。

この記事の内容は、「不動産の買い替え」という少し難しい内容です。
不動産の購入と売却を同時に行うお客様の対応を覚えていただきます。

https://membership.realestate-camp.com/lessons/standard10-2/

私の実体験から作成した具体的な事例を用いた内容は
不動産キャンプの実務学習の中の「事例で学ぶ不動産取引3-1~3-3」の全3回で解説させていただいております。

不動産キャンプのメンバーの方はこの動画を見終わった後、学習を進めていただくとより理解が深まると思います。

目次

1. 買い替え特約の重要性

「マンションの買い替え」は、不動産取引の中でも最も複雑なプロセスの一つです。
なぜなら、今住んでいるマンションを売却し、同時に新しい物件を購入する必要があるからです。

そして、この2つの契約をどのように連動させるかが、不動産営業マンにとって極めて重要なポイントになります。
特に、初心者の営業マンはこのプロセスで大きなミスを犯しやすい。

顧客にとって、買い替えは人生の中でも非常に大きな決断です。
そのため、一度のミスが信頼関係の崩壊や取引破談に直結することがあります。
営業マンとして顧客の信頼を勝ち取るには、買い替え特約を十分に理解し、正しく活用できなければなりません。

しかし、現実には多くの初心者営業マンがこの特約を軽視し、問題を先送りにしてしまいます。
その結果、契約の連動がうまくいかず、顧客は新しい物件を手に入れられず
売却も進まず、営業マンとしてのキャリアに傷がつく事態に陥ることも。

買い替え特約を理解しないままで契約に臨むのは、あまりに危険です。
顧客の資産と信用を守るため、あなたは買い替え特約の重要性をきちんと理解しておく必要があります。

2. 買い替え特約とは?

買い替え特約とは、顧客が現在所有している物件を売却し、その資金で新しい物件を購入する際に、売却が成功することを前提に購入契約を成立させるための特約です。これにより、顧客は売却が完了するまで新しい物件の購入を確定させずに進めることができ、金銭的なリスクを最小限に抑えることができます。

ちなみに買い替えには、一般的に次の2つのパターンがあります:

  1. 購入してから売却するパターン
    この方法では、先に新しい物件を購入し、その後で現在の物件を売却します。購入のタイミングを優先できるため、理想の物件を逃さないメリットがありますが、売却が予定通り進まなかった場合に資金面でのリスクが大きくなります。顧客がダブルローンを組む必要が生じることもあり、買い替え特約が有効に機能するかどうかの判断が重要です。
  2. 売却してから購入するパターン
    こちらの方法は、まず現在の物件を売却し、その資金で新しい物件を購入します。売却が確定してから購入に進むため、資金面でのリスクは少なく、特約が成立しやすいパターンです。しかし、新しい物件の購入が遅れ、希望する物件を見逃す可能性があるため、タイミング調整が難しくなることもあります。

どちらのパターンでも、買い替え特約は重要な役割を果たします。
特に、売却と購入のタイミングの管理が不可欠です。

例えば、先に購入して売却を進める場合、売却が計画通りに進まないと、顧客は新しい物件を手に入れるどころか、二重ローンや資金不足に陥るリスクがあります。

一方、売却してから購入を進める場合、購入時に希望する物件が市場からなくなるリスクを負うことになります。

このように、買い替え特約は一見便利な制度ですが、初心者営業マンはその裏に潜むリスクをしっかりと理解し、顧客に的確なアドバイスを行わなければなりません。

「買い替え特約を使えば安全だ」と安易に考えてしまうと、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性が高いのです。

3. 初心者の宅建士がつまずくポイント

買い替え特約は、顧客にとってはリスク回避の手段となる一方で、不動産営業マンにとっては多くの難題が待ち構えています。
特に初心者営業マンは、複雑なタイミングや契約の調整に不慣れで、思わぬ落とし穴にはまりがちです。

ここでは、よくある失敗例を3つ挙げ、その対処法を考えてみましょう。

事例1:契約タイミングのズレ

マンションの買い替えでは、「売却」と「購入」のタイミングが鍵を握ります。特に、先に購入してから売却を進めるパターンでは、売却が予定通りに進まないリスクが大きいです。例えば、初心者営業マンが売却の見込みを甘く見積もり、顧客が二重ローンを組む羽目になったケースもあります。このようなミスは、資金計画が狂い、顧客の生活に深刻な影響を及ぼします。

事例2:顧客への説明不足

買い替え特約の存在やメリットをきちんと説明しないと、顧客が不安を感じ、後からトラブルになることがあります。特約が適用される条件や、どのような状況で契約解除が可能かを十分に理解していない営業マンは、顧客から「聞いていない」と言われてしまうことも。特に契約解除が絡む場合、顧客の信頼を一瞬で失うことになりかねません。

事例3:売却価格の過信

物件を売却する際に、顧客や営業マンが相場よりも高く価格設定をしてしまい、売却が進まないケースがあります。購入契約は成立しているのに、売却が進まずに顧客が資金難に陥るのは典型的な失敗パターンです。「この価格で売れるはずだ」という過信が、結果として顧客に大きな損害をもたらすことになります。

4. 失敗事例から学ぶべき教訓

初心者営業マンが一度でも買い替え特約で失敗を経験すると、その影響は計り知れません。顧客からの信頼を失うだけでなく、最悪の場合、取引そのものが破談となり、会社や自身の評判に深刻なダメージを与えることになります。ここでは、いくつかの失敗事例から学ぶべき教訓を挙げ、これを防ぐための対策を探ってみましょう。

教訓1:タイミングの管理は命取り

ある営業マンが先に購入契約を結び、その後で売却を進める計画を立てていました。しかし、売却が予想以上に遅れ、顧客は二重ローンに追い込まれました。結局、顧客は資金繰りがつかず、購入契約を破棄するしかありませんでした。この事例からわかるのは、売却と購入のタイミングをしっかりと管理することの重要性です。営業マンがタイミングの調整を怠ると、顧客に多大な金銭的リスクを負わせることになります。

教訓2:顧客とのコミュニケーションは徹底すべし

あるケースでは、営業マンが顧客に買い替え特約の内容を十分に説明せず、結果として顧客が契約解除の条件を理解していませんでした。売却が予定通りに進まなかった際、顧客は解除できると思っていたものの、実際にはその条件を満たしておらず、結局契約解除ができなかったのです。このような事態を防ぐには、営業マンが契約内容を丁寧に説明し、顧客が完全に理解していることを確認する必要があります。

教訓3:現実的な売却価格を設定する

高く売りたいという顧客の希望に寄り添いすぎ、現実的ではない価格を設定した結果、売却が進まず、資金不足に陥ったケースも少なくありません。特に初心者営業マンは、顧客に強く提案することをためらう傾向がありますが、現実的な価格設定ができなければ、結果的に顧客に損害を与えることになります。価格設定はプロとしての知識と経験を活かし、顧客に説得力を持って提案することが求められます。

6. まとめ

不動産営業において、買い替え特約の運用は一見シンプルに見えるかもしれません。しかし、実際には複雑な要素が絡み合い、特に初心者営業マンにとってはミスの原因になりやすいものです。今回紹介した失敗事例や解決策から明らかなように、正しい知識と慎重な計画が欠かせません。

契約のタイミング管理、顧客とのコミュニケーション、現実的な価格設定——どれも一つでも疎かにすれば、契約は簡単に破綻し、顧客との信頼関係が崩壊するリスクがあります。しかし、ポイントをしっかり押さえておけば、顧客にとって安心でスムーズな取引ができ、宅建士としての実務スキルがグッと上がります。

最も重要なことは、「学び続ける姿勢」を持つことです。不動産業界は常に変化し、市場の動向や法規制も刻々と変わっています。一度学んだ知識に満足するのではなく、常に新しい情報を吸収し、顧客のために最善の提案ができる営業マンであることを目指してください。

今回説明した内容は不動産キャンプの「事例で学ぶ不動産取引3-1~3-3」
全3回で具体的な事例を用いて解説しております。

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この記事を書いた人

しらい先生のアバター しらい先生 不動産キャンプ運営者

フリーランス宅建士/会社経営者

趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。
私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です!
21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。
22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。
現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。

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