この記事は「不動産エージェント副業の現実、メリット・デメリットについて」です。
宅建合格後に不動産エージェントに挑戦する方が増えてきました。
この動画では未経験でもできるの?実際稼げるのというリアルな部分を
フリーランス宅建士である私が解説をしていきます。
私は元々大手不動産会社で不動産営業マンとして働いていました。
その後、自分の力で稼ぐ能力を身につけたいとフリーランス宅建士になりました。

現在は、場所や時間にとらわれない働き方を実現することができましたが
初めは、初めてのことばかりだったのでとても苦労しました。
この記事では私のやってきたことも含めて
これから宅建士を目指す方の何か参考になれば良いなと思っています。
1.不動産エージェントとは?
「そもそも不動産エージェントってどういった働き方なの?」

不動産エージェントとは、不動産会社と業務委託契約を結び個人事業主として不動産の営業活動をする働き方です。
私のように独立系もいれば、本業+副業として働いている方もいます。
自分で不動産会社を立ち上げる必要がないので、起業時にかかる数百万円の費用や
ランニングコストをカットでき、低リスクで不動産ビジネスを始められるのが特徴です。
宅建に合格して間もない方は、完全独立をする前に
副業として不動産エージェントを始めることからお勧めします。

「自分は不動産業界に向いているのか」
「どれくらい働いたら、報酬がもらえるのか」
実際に不動産会社で働かないとわからない
「仕事の感覚」を感じることから始めることができれば
失敗する確率をぐんと下げることができるのでおすすめです。
2.不動産エージェントのメリット
宅建に挑戦している方や、すでに合格されている方は宅建の活用方法について調べている方が多く
その一つの手段として不動産エージェントという働き方があることに気づきます。
そして、とても稼ぎやすいビジネスモデルということにも気づかれます
実際に不動産エージェントで稼いでいる方は、どんなメリットを感じているのでしょうか?
私の経験談を含め3つ紹介いたします。
①無駄を削り利益率を上げられる
不動産会社で正社員として働いている場合は、固定給30万円にインセンティブが積み重なり
結果として年収800〜1,000万円になる方が多いです。

インセンティブは不動産会社によって高い、低いとありますので
就職を検討している方は、採用ページを調べてインセンティブ率について調べてみてください。
不動産エージェントの場合は売上に対して、50〜70%の報酬で設定している会社が多いです。
自分の頑張り次第では本業を超える年収になることもありますので
やればやるほど稼げる働き方だということがわかります。

また、経費についても、私の場合は全て無料でできる範囲で集客をしているので
ランニングでかかる費用をかなり削減しています。
なので高利益のビジネスモデルを構築できたのです。
不動産エージェントとして仕事を始めてみたい方はまずは経費をいかに低くするかを意識してみてください!
②他の資格(スキル)と組み合わせやすい
宅建士は他の資格と組み合わせやすいです。
FPや行政書士といったダブルライセンスで仕事の幅を広げる方もいます。

以前お話しした方は、英語を話せる方で、実際にアメリカに移住をして不動産ビジネスをされています。
実際、日本で不動産業をしていても、外国人の方をサポートすることもあります。
その時に翻訳を入れず、自分一人で対応することができればかなり希少性があるので
副業として、うまくいけば開業をして宅建を活用することもできると思います。
③不動産の仕事を覚えられる
不動産エージェントになる方で一定数、将来開業を考えている方は多いです。
「未経験だからまずは不動産エージェントとして勉強してみる」
という考え方です。
実際に副業から始めて開業した方を私は何人も見てきていますし
個人的にはとてもおすすめの開業方法だと思います。

ただ、不動産エージェントになるだけでは、仕事を覚えることはできません。
自主的に、実務勉強を始めたり、集客活動について真剣に考えなければいけません。
不動産エージェント会社にお金を払えば、教えてもらえると思っていたら
全く教えてもらえずに放置されました。と言うのはザラです。
稼げる宅建士を目指すためには、自主的な勉強と行動が必要です。
3.不動産エージェントのデメリット
初めて不動産エージェントに挑戦する方も多いと思います。

そこで、フリーランス宅建士として、同じような働き方をしている私が
実際その働き方で苦労したことある?デメリットは?について解答していきます!
①単価が大きく、責任が重い
不動産取引は単価が大きく、数千万円、数億という額の不動産を取引します。
その金額をお支払いするのは、住宅を探している一般のお客様だったり
不動産のプロに対して不動産を売るときもあります。

金額も大きい分、お客様の人生に関わりますし、間違ったアドバイスでクレームになることもあります。
稼げる仕事ですが、その前にお客様がいることを忘れないでください。
②実務知識が必須

不動産エージェントとして、安定した仕事をするのであれば
不動産の実務知識とはこのような一連の流れを理解する必要があります。
勉強をする理由は、お客様から仕事の依頼が来た時に
自信を持って対応をするためです。
「具体的に不動産の実務勉強をしてみたい」
「初心者だから、しっかりと不動産の基礎を学びたい」

と言う方は、こちらの講義を受講してみてください。
不動産の基礎から、具体的な勉強方法、これからどうしていかないといけないかを
たった1時間で学ぶことができます。
私が直接登壇しお話ししておりますので、気になる方はぜひみてください。
③集客の答えを見つけないといけない
実務をなんとなく覚えることができれば
今なら仕事ができると感じるタイミングがあるはずです。
次に必要なのが集客の答えを見つけることです。
不動産取引で困っているお客様を見つける必要あります。
この集客の基礎スキルを身につけてないと
宅建を持っていて不動産の知識を持っているただの知識人になってしまいます。
仕事として宅建を活かしていくのであれば、集客の基礎体力をつけておきましょう

集客は私も苦労してきました。
どうして良いかわからない時に解決できたのは
マーケティングを学ぶことです。
ここを学べていなかったら今のフリーランス宅建士という働き方は実現できていませんでした。

こちらについても私が実際に独立当時どんなことをしていたのか
集客の根幹となる部分をお話しさせていただいております。
集客戦略は時代の流れや、始めるビジネスモデルによって常に変わりますが
マーケティングの考え方は絶対に必要で私はこれに救われました。
ぜひみなさんにも共有させていただきます。
まとめ
宅建を活用した不動産エージェントという仕事をご紹介しました。
これは私と同じフリーランス宅建士という働き方と同じです。

場所や時間にとらわれず
自分の好きな働き方をデザインできることが特徴です。
また、不動産という高額商品を扱うため、報酬も大きくなります。
不動産の価格によっては年間数件契約するだけで、会社員の平均年収を超えます。
未経験の宅建士の方は、不動産エージェントとして
本業を辞めずに、まずは副業として不動産業界にチャレンジしてみましょう!
さて不動産キャンプでは、実務の勉強会や集客の勉強会を定期定期開催していたり
宅建、不動産系のイベントを行なっています。
いつ、どこで、何をするのかについてこちらをみていただくと分かりますので
参加してみたいものがあれば気軽に参加してみてください!