この記事では、宅建士として副業・実務を始める前に押さえておきたい「不動産取引の全体像」についてご紹介します。
簡単に私の自己紹介をすると、大手不動会社出身の不動産営業マンとして関西で勤務。
その後、宅建士として起業をしながら、不動産テック企業で会社立上げの2軸でキャリアを築きました。
現在は、宅建士の学舎である『不動産キャンプ』を運営しながら、フリーランス宅建士としても活動しております。
宅建士の学舎である不動産キャンプは宅建の知識だけでは補えない、不動産の実務や集客について学ぶオンラインスクールです。
元々私が勤めていた不動産会社が忙しいし上司は怖く、質問ができる環境ではありませんでした。
質問したとしても「気合いだ!」「宅建持ってるんだからそれくらいわかるでしょ」等の回答です。
私は中々、実務を覚えることができませんでした。
こんな状況でお客様の対応をしているのはまずい…と感じ自分のための不動産実務の教科書を作ったことがはじめです。
今では、日本全国、そしてアメリカ、中国、台湾と海外のメンバー合わせて約250名が所属する大きな学舎となりました。

宅建合格後は、実務や集客、そしてサービスの立ち上げから売上を作り安定させていくステージまで、一貫して教育させていただいております。
宅建士の学舎、不動産キャンプが気になる方は、概要欄に公式ラインを掲載しておきますのでぜひご覧ください!
【不動産キャンプー公式LINE】では、不動産業界や宅建を活かしたビジネスなど、時代をリードする情報をいち早くお送りしています!入会をご検討中の方は、まず公式LINEでお友だち追加をして、時代の一歩先を行く宅建士を目指しましょう!
それでは今回お話しするtopicはこちらです!
宅建士として副業や実務を始める際、多くの方が「契約書の読み方」や「物件査定」といった個別スキルに目を向けがちです。
効果的に学び、実務で成果を上げるためには、まず「不動産取引がどのような流れで進むのか」を俯瞰的に理解することが重要です。
なお今回、不動産キャンプでは未経験から不動産会社を立ち上げた経営者、3人による対談イベントを企画しています。

6月7日に開催される【東京イベント】では、「個人でゼロから開業し、どうやってお客様を獲得していったのか」「どのように信頼を築いていったのか」といった、都市部でのリアルな集客・実務の進め方に焦点を当ててお話を伺います。

一方、6月21日の【福岡イベント】では、「地域密着型のビジネスモデルの作り方」や「地方ならではの人脈の広げ方」「協業による事業展開の工夫」など、福岡ならではの視点で不動産経営を掘り下げます。
どちらのイベントもZoomでの参加が可能ですので、遠方の方もぜひご参加ください。
▼イベント詳細はこちら


宅建合格後の進路を考えている方や、これから不動産業界にチャレンジしたい方にとって、大きなヒントが得られる時間になるはずです。
ぜひご参加ください!
それでは早速解説です。
宅建合格後の“次の一歩”が踏み出せないあなたへ
宅建の知識は“地図”にすぎない──必要なのは「道順」の理解
宅建試験で得た知識は、確かに実務の土台として重要です。
しかし、それはあくまで「不動産という大地の地図」を手に入れたにすぎません。
実際の現場では、その地図をどう読み取り、どう道を進めばよいか──
つまり、「実務の流れ」を理解していることが求められます。

不動産取引は、査定・媒介・案内・契約・引渡しといった複数のステップが連携して初めて完結します。ピンポイントの知識を積み上げる前に、まずは全体像=どんな順序で、誰が、何を、どう動くのかを知ること。これが、実務の世界へと踏み出すための第一歩なのです。
“部分”だけの学習では通用しない理由
「ピンポイント作業」に人気が集まるが…
副業宅建士を目指す方の中には、「まずは重説(重要事項説明)だけをやってみたい」「査定業務のバイトから始めたい」というように
“部分的なスキル”から実務に触れようとする方が多く見られます。
短時間で収入につながる仕事に惹かれるのは当然のことです。
しかし、ここに落とし穴があります。
実務は“つながり”でできている

不動産取引の現場では、「一つの業務だけで完結すること」はまずありません。
物件査定から案内、契約、重説、決済、引き渡しと、複数の工程が密接に関連し合っています。
例えば、査定をするにしても、売却までのスケジュール感や契約条件の落とし所を知っていなければ
「机上の空論」になってしまいかねません。重説も、契約条件や物件の背景、登記の状況を把握してこそ、正確に説明できるのです。
全体像を知ることが“判断力”を養う
実務の現場では、想定外の事態に遭遇することが少なくありません。
売主が急に条件を変更したり、買主が住宅ローン審査に通らなかったりと、スムーズに進まないケースも多々あります。こうしたときに重要になるのが、「その場で適切な判断ができる力」です。

この判断力は、単なる知識では補えません。
不動産取引全体の流れや各プロセスの目的を理解してはじめて、「今、どの選択肢をとるべきか」が見えるようになります。
たとえば、買主から「引き渡し日を延ばしてほしい」と依頼があった場合、それが契約書の内容にどう影響するか、売主との調整で生じるトラブルをどう防ぐか──これらを考慮したうえで、現実的な落とし所を見つける必要があるわけです。
このような判断を支えるのは、「点」ではなく「線」で知識がつながっているかどうか。
言い換えれば、全体像を理解している人ほど、実務での対応力が高い傾向にあるということです。
なぜ“全体像”を先に学ぶとスムーズか?
「全体の地図」があれば迷子にならない
不動産取引の実務においては、どの業務も「単独では存在しない」ことを前提に学ぶ必要があります。
だからこそ、最初に「不動産取引の全体像=地図」を頭に入れておくことで、これから学ぶ細かな知識やスキルが“どこに位置するのか”が分かるようになります。
例えば、重説の作成・説明は「契約前の重要な確認フェーズ」に該当します。
ではその前にどんな情報収集や調査があるのか?
その後、契約・決済・登記へとどう進むのか?
これが理解できると、「点の知識」が「線」になり、「流れ」として整理されていきます。
顧客や企業との信頼関係にも直結

初めての案件であっても、全体像を把握していることで、やり取りの中で的確な質問や提案ができるようになります。それは、信頼獲得の第一歩でもあります。
逆に、「この人、重説は知ってるけど、全体の流れは分かってないな…」と見抜かれると、プロとしての評価は一気に下がります。副業とはいえ、宅建士としての責任を持つ立場である以上、全体理解は欠かせません。
“副業”だからこそ、効率と信頼の両立を

副業として宅建士の実務に関わる方にとっては、限られた時間の中で成果を出す必要があります。
その意味でも、「遠回りのように見えて、実は最短」なのが全体像からの学習です。
また、信頼性という視点でも、「きちんと理解している人だ」という評価は、案件の紹介や継続受注につながる重要な要素となります。
副業といえど、顧客にとっては「不動産取引のプロ」として接する相手です。
信頼される副業人材は、結果として高単価・好条件の仕事を継続的に受けられるという好循環に入りやすいのです。
不動産キャンプの【実務講座】の紹介
副業を目指す方、現場経験が浅い方にこそおすすめしているのが、私が運営している、不動産キャンプで学んでいただける【不動産の実務講座】です。
契約から決済まで“16ステップ”で体系化
本講座は、不動産取引の全体像を「16ステップ」に分け、具体的な業務の流れを段階的に学べる構成になっています。
単に「知識を詰め込む」だけでなく、取引の各場面で何が起こるか、どんな対応が求められるかを実例ベースで解説。
どこからでも学べる・何度でも見直せる
動画講座であるため、スマホやパソコンで自分のペースで学習可能です。

一度見て終わりではなく、わからない部分を繰り返し確認することもできます。副業で忙しい方、まとまった時間がとれない方でも、スキマ時間で実務力を高めていただけます。
宅建試験には出ない“リアル”が詰まっている
宅建試験では「実務」には踏み込まない構成になっています。
そのため、実際のやり取り、顧客対応、現場での判断力といった「資格を取ったあとに必要な力」は、別途学ぶ必要があります。

不動産キャンプの実務講義では、宅建士として最低限知っておくべき“実務の現実”が網羅的に解説し、副業や開業を目指す方にとって必ず必要な知識を提供しています。
副業・開業・転職…どの道でも“基礎体力”になる

たとえ今は副業からスタートしたとしても、将来的に独立や転職を考える方もいるでしょう。その際に、「全体を理解し、各業務の役割が分かっている人材」は、企業や顧客から高く評価されます。
つまり、不動産キャンプの実務講義で学べる“基礎体力”は、どの進路にも通用するスキルとして役立つのです。
現場経験者からのフィードバックも豊富
不動産キャンプの実務講座のもう一つの特長は、現場経験を積んだ先輩メンバーや講師によるアドバイスです。
「こういう場面でどう動くか」「この情報がなぜ重要か」といった、実際の仕事内容もDiscordで見ることができます。

実際に不動産キャンプの学習を始め初契約、初取引の連絡をいただくことが多く
これは運営している私にとってはとても嬉しいです。
まとめ|まずは「全体像」を理解することから始めよう
不動産取引は、単なる「重説作成」や「契約書作成」といった“点の業務”の集まりではありません。

宅建士として副業や実務を始めるなら、まずはその全体像──物件の情報収集から契約・決済・引き渡しまでの一連の流れ──を理解することが何より重要です。
一部の知識だけで現場に出ると、自分も相手も不安になり、ミスやトラブルにつながりかねません。
逆に、全体像を把握した上で「今、自分が担っているのはこのステップのここだ」と理解できれば、安心して取り組むことができます。
不動産キャンプの実務講座は、そういった不動産の基礎的な実務を身につけるためのオンラインのスクールです。
副業を始めたい方、いずれは独立を目指したい方も、まずは不動産の基礎実務を身に付けてから現場に出る準備をしていきましょう。
なお今回、不動産キャンプでは未経験から不動産会社を立ち上げた経営者、3人による対談イベントを企画しています。

6月7日に開催される【東京イベント】では、「個人でゼロから開業し、どうやってお客様を獲得していったのか」「どのように信頼を築いていったのか」といった、都市部でのリアルな集客・実務の進め方に焦点を当ててお話を伺います。

一方、6月21日の【福岡イベント】では、「地域密着型のビジネスモデルの作り方」や「地方ならではの人脈の広げ方」「協業による事業展開の工夫」など、福岡ならではの視点で不動産経営を掘り下げます。
どちらのイベントもZoomでの参加が可能ですので、遠方の方もぜひご参加ください。
▼イベント詳細はこちら


宅建合格後の進路を考えている方や、これから不動産業界にチャレンジしたい方にとって、大きなヒントが得られる時間になるはずです。
ぜひご参加ください!
考えてみたけどなかなか前に進めない、どうしたらいいか分からなくなってしまった人は
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また動画のコメント欄で動画にしてほしい内容を募集しています。
宅建士についてのお悩みや気になることなど是非コメント欄にコメントをお願いします。
宅建合格後の副業やフリーランス、開業等、宅建活用を考えている人は個別にも相談に乗りますので
是非概要欄の公式LINEからご相談ください。また、公式ラインでは、不動産キャンプのオフラインイベントの情報もチェックできます。
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