宅建副業で月5万円稼ぐためのリアル準備リスト

Name: 実務学習：不動産取引事例2-3
Start: 2025-06-04T21:00:00+09:00
End: 2025-06-04T22:00:00+09:00
Location: Zoom

2025年4月24日2025年5月13日

しらい先生

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この記事では、これから宅建士としてキャリアを積みたい方に向けて、宅建を活用した副業で月5万円稼ぐためのリアル準備リストを解説していきます。

簡単に私の自己紹介をすると、大手不動会社出身の不動産営業マンとして関西で勤務。
その後、宅建士として起業をしながら、不動産テック企業で会社立上げの2軸でキャリアを築きました。
現在は、宅建士の学舎である『不動産キャンプ』を運営しながら、フリーランス宅建士としても活動しております。

https://membership.realestate-camp.com/

宅建士の学舎である不動産キャンプは宅建の知識だけでは補えない、不動産の実務や集客について学ぶオンラインスクールです。

新卒で不動産会社に入った私は右も左も分からない状態でした。不動産会社は想像以上に忙しく、殺伐とした雰囲気で「こんな初歩的なこと聞いても良いのかな…」と常に思っていました。

それでもお客様対応をしないといけなかったので勇気を振り絞って質問しても、怒られたり、自分で考えろと言われることが多々ありました。
一生懸命自分で調べてお客様対応をしても間違えていることもあり、お客様からはクレーム、上司からはみんなの前で大声で怒鳴られる日々が続きました。

そんな日が続く中で、1から丁寧に仕事を教えてくれる人がいたら良いな、自分一人でもできるようになれたらいいな、年収1,000万円を超えるような先輩や上司に直接指導して欲しいなと思っていました。

そうして会社に勤めながら自分用のマニュアルを作ったのが不動産キャンプの始まりなのです。

今では、日本全国、そしてアメリカ、中国、台湾と海外のメンバー合わせて約250名が所属する大きな学舎となりました。

宅建合格後は、実務や集客、そしてサービスの立ち上げから売上を作り安定させていくステージまで、一貫して教育させていただいております。

宅建士の学舎、不動産キャンプが気になる方は、概要欄に公式ラインを掲載しておきますのでぜひご覧ください！

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それでは今回お話しするtopicはこちらです！

「宅建を取ったら人生が変わると思っていたのに、何も変わらなかった…」

これは、宅建試験を合格した人がよく直面する現実です。
ですが、「宅建を活用した副業」で月に5万円を稼ぐことは、決して夢物語ではありません。
たとえば、週末にZoomを使って重説をお手伝いして5万円近く稼いでいる人もいます。

本記事では、これから宅建士として副業を始めたい方に向けて、リアルな準備リストを徹底解説します。
実務経験ゼロでもOK。「いつか副業を…」と考えている方が、最初の一歩を踏み出せるようにサポートします。

なぜ「宅建を活用した副業」が狙い目なのか？

副業解禁の波が広がり、個人が自分のスキルや資格を活かして収入を得ることが当たり前になりつつある今、宅建士の資格は、その中でも実務に直結しやすい数少ない国家資格の一つです。

副業における宅建の強みとは？

宅建士は、法律に基づき「不動産契約の安全性を確保する」ために欠かせない存在です。
これは、ビジネスの根幹に関わる役割であることから、副業であっても一定の信頼と価値が認められやすいという特徴があります。

実際、副業で宅建士として活動する場合、以下のような点で他の副業とは一線を画します。

資格を持っているだけで信頼がある：無資格の素人では担えない業務なので、未経験でも任せてもらいやすい。
業務内容が明確かつ分業しやすい：重要事項説明（いわゆる“重説”）や契約書チェックなど、依頼範囲がはっきりしている。
1件あたりの報酬が比較的高単価：重説1件あたり20,000～30,000円程度。数件でまとまった収入になる。

このように、スキマ時間を活かして、生活に「＋αの余裕」をつくる手段として、宅建を活用した副業は非常に現実的です。

宅建を活用した副業のニーズが高まっている背景

それでは、なぜ今、宅建を活用した副業が「狙い目」なのでしょうか？
その背景には、不動産業界の構造的な変化と、社会全体の働き方のシフトがあります。

人手不足と業務の集中

不動産業界では慢性的な人手不足が続いています。特に、繁忙期（春の引越しシーズンや秋の転勤時期）は契約件数が急増し、社内の宅建士だけでは対応が追いつかない企業が少なくありません。

業務のDX化と副業活用の加速

2020年以降、電子契約やオンラインでの重説（IT重説）が解禁され、場所を問わない契約業務が一般化しました。これにより、「オフィスにいないと対応できない」という制約がなくなり、外部の宅建士に業務を委託する動きが加速しています。

たとえば、地方の不動産会社が、都内に住む宅建士にリモートで重説のみ依頼するケースも増えています。「地方に住んでいるから無理」と感じている人こそ、実はチャンスがあるのです。

宅建副業で月5万円稼ぐには？目安と戦略

「宅建士の副業って、本当に5万円も稼げるの？」と思われる方も多いでしょう。結論から言えば、しっかり準備をしておけば十分に実現可能です。この章では、実際に月5万円を稼ぐための報酬モデルの例をご紹介します。

目安：1件2～3万円の業務を月に2〜3件行う

宅建を活用した副業の中でもっとも依頼が多いのは「重要事項説明（重説）」と「契約書チェック」です。これらの単価は以下のとおりです。

業務内容	報酬相場	備考
重要事項説明書（重説）の作成時補助	20,000〜100,000円／件	オンライン対応も可
契約書チェック	8,000〜20,000円／件	短時間で済むが専門性が求められる
書類作成の補助業務	3,000〜5,000円／件	誰でも対応しやすい業務

たとえば、以下のような組み合わせで月5万円を達成できます：

重説（25,000円）×2件＝ 50,000円
または、重説（20,000円）＋契約書チェック（10,000円）＋サブ業務（5,000円×2件）＝ 40,000円＋α

このように、月に2〜3件の受注があれば、本業や家事とも両立しながらでもしっかり稼げるのが宅建を活用した副業の魅力です。

副業の時間配分と働き方イメージ

「本業と両立できるの？」と心配される方も多いですが、実際には週に数時間でも対応可能な業務が多く、在宅でできるケースも増えています。

【モデルケース】
本業ありの会社員（Aさん）

平日夜：契約書チェック（1時間）
土曜午前：重説をZoomで実施（約1.5時間）
月合計：2件重説、1件契約書 → 収入約6万円

このように、時間の制約がある方でも「無理なく」「短時間で」収入を得ることが可能です。

案件の波に合わせて稼働を調整できる

宅建を活用した副業のもう一つの特徴は、「繁忙期だけ集中して稼ぐ」という働き方もできることです。

不動産業界では、引越しシーズン（1〜3月、9〜10月）に業務量が急増します。この時期は企業も外注先を探しているため、副業宅建士にとって案件獲得のチャンスが最大化します。

一方で、閑散期には学びや発信、準備に時間を充てるなど、季節によって働き方を柔軟に調整できるのも大きなメリットです。
「副業で月5万円」と聞くと高く感じるかもしれませんが、宅建を活用した副業においては数件の仕事で達成できる現実的な数字です。

しかも、重説や契約書業務のように「資格を持っている人にしかできない仕事」だからこそ、報酬単価が保たれています。

宅建活用した副業を始めるためのリアル準備リスト

宅建を活用した副業は、資格があるだけでスタートできるものではありません。
報酬を得ながら責任を持って対応するための最低限の準備が必要です。
ここでは、初心者でもスムーズに副業を始められるよう、4つのステップに分けて解説します。

ステップ1：業務委託契約を理解する

宅建活用した副業は、基本的に「業務委託契約」になります。
これは正社員やアルバイトのような労働契約とは異なり、「業務の成果」に対して報酬が発生する契約形態です。

【具体的に押さえておきたいポイント】

報酬額と支払い条件（いつ、どの方法で支払われるか）
業務範囲の明示（重説のみ？書類作成も含む？）
交通費や通信費の扱い（別途支給or報酬に含む？）
キャンセル規定（ドタキャンや契約不成立時の補償）

たとえば、ある方は、契約書の業務範囲が「重説作成」だけだと思っていたのに契約書作成まで対応することになってしまい、業務量が思ったよりも多くて苦労したというケースも。

こういったトラブルを防ぐためにも、契約書は必ず事前に確認し、不明点は必ず質問するクセをつけておきましょう。

ステップ2：報酬管理と税務の準備

宅建活用した副業で得た報酬は、「雑所得」または「事業所得」として課税対象になります。
副業であっても、確定申告が必要になる可能性があるため、早めの準備が安心です。

【やっておきたいこと】

副業専用の銀行口座を作って入出金を分ける
会計アプリ（例：マネーフォワードクラウド）で記録を残す
年間20万円を超える場合は確定申告を忘れずに
継続的に活動するなら「開業届」提出＋青色申告も検討

副業だからといって「適当でいいや」では済まされません。信頼される宅建士になるためには、お金の管理も仕事のうちです。

ステップ3：宅建士証の確認と更新状況

副業であっても、「宅建士証」は必須の身分証明です。顔写真付きで有効期限内であることを必ず確認しましょう。

万が一、有効期限が切れていたり、登録が抹消されていた場合は、重説を行うこと自体が違法行為になります。

【注意点】

宅建士証は「登録更新講習」を受けないと更新できません
更新講習は有効期限の6か月前から予約可能です
発行には1〜2ヶ月かかる場合もあるため、早めに動くこと

名義貸しと誤解されないよう、「自分が責任を持って業務に関わる姿勢」を明確にすることが、副業では特に重要です。

ステップ4：案件獲得のチャネルを持つ

どれだけ準備を整えても、案件が来なければ副業は始まりません。宅建を活用した副業で案件を得るには、以下のようなチャネルが有効です。

【案件獲得の主な方法】

不動産副業向けマッチングサイト（例：不動産キャンプ）
SNSでの発信（X・Instagramで副業事例を紹介）
知人や元同僚への声かけ（「宅建士の副業始めました」と伝える）
コミュニティ参加（宅建士の勉強会・イベント・LINEグループなど）

自分から発信しなければ、存在を知ってもらえない。宅建を活用した副業は受け身では始まりません。

では、どうすればこのループを抜け出せるのでしょうか？

答えの一つは、「採用されるだけの材料を自分で持ちスキルを見える化すること」です。
こちらは私が運営する不動産キャンプで利用している宅建士の履歴書です。

不動産会社の経営者や採用担当者が見ているのは
「この人を採用して現場に出したとき、しっかり成果を出してくれるかどうか？」という視点です。

そのため、採用されるためには知識以上に「実務に対する理解」や「現場対応のスキル」が問われます。
現場に必要な基本的動作や考え方を身につけているかを示せるかどうかがポイントになります。

宅建を活用した副業は、「ちょっとした副収入」の枠を超えて、プロとしての責任ある仕事です。
だからこそ準備をしておくことで、信頼される副業パートナーとしてスタートを切ることができます。

未経験から実務に慣れるには？

「資格は取ったけど、実務経験がない…」
「ミスしたらどうしよう…責任が重い仕事なんじゃ？」

これは、宅建を活用した副業を始める前に誰もが感じるあるあるの不安です。

でも安心してください。宅建を活用した副業は、段階的にスキルを身につけながら実務に慣れていける環境が整ってきています。
この章では、「宅建士としての経験が浅くても実力をつけていく方法」を具体的に紹介していきます。

まずは補助的な業務から始めよう

いきなり一人で重説を任されるのではなく、最初は補助的な業務からスタートするのが安全かつ効果的です。

下記のような取り組みやすい役割からはじめてみてください

契約書や重要事項説明書の事前チェック
説明後の確認事項のまとめ（議事メモ）
経営者の重説作成を手伝う

特におすすめなのが、経営者の重説作成のお手伝いです。お手伝いをすることによって経営者との繋がりが生まれます。
真摯に業務に向き合う姿が評価されると、最初は報酬にはならなくても、後々継続的に仕事に繋がる可能性もあります。

実際、不動産キャンプ内でも経営者の皆さんからのお仕事の依頼が続々と寄せられています。

SNS発信で「副業宅建士」としての存在感を出す

少し実務経験がついてきたら、自分の活動をSNSで発信してみることもおすすめです。

SNSでの発信は「実績を積みたい宅建士」だけでなく、実は副業パートナーを探している不動産会社にも届いていることがあります。

Instagramで副業記録を投稿していたところ、それを見た地元の不動産会社から
「お試しで1件お願いできませんか？」とDMが届き、案件に繋がるという可能性も十分にあります。

宅建を活用した副業は、最初から完璧にできる人が選ばれるわけではありません。
むしろ、「実務に慣れようとしている姿勢」「丁寧に対応しようとする姿勢」こそが信頼されるポイントです。

こうした地道な一歩が、報酬を得ながら信頼される宅建士への近道になります。

コミュニティの力を活用しよう

宅建副業の魅力は、時間や場所に縛られず、自分のペースで働けること。
一方で、個人で完結できてしまうからこそ、見落としがちなのが“孤独”という落とし穴です。

「この判断で合ってるのかな…？」と迷っても誰にも相談できない
成果が出ないときに、不安を抱え込んでしまう
気づけば、業務連絡だけの毎日でモチベーションが下がっていく

こうした壁にぶつかったとき、あなたを支えてくれるのが「仲間の存在」＝コミュニティの力です。

副業を一人で抱え込むと、続かない

副業を始めたばかりのころは、「ひとりで頑張らなきゃ」「失敗できない」と思ってしまいがちです。
でも、副業とはいえ「仕事」である以上、相談相手がいないと判断に迷い、やがて疲れてしまいます。

副業でも本業でも、人は誰かとつながっているという実感があると、それだけで前向きに動けるものです。
宅建を活用した副業でも、同じ志を持つ人たちと情報交換ができる環境があると、次のようなメリットがあります

【コミュニティに所属するメリット】

契約書や書類の“Wチェック”で安心して業務を進められる
案件の紹介や情報共有でチャンスが広がる
初心者でも「聞ける場所」があることで不安が減る
一人では気づけない学びや発信のヒントがもらえる
継続的なモチベーションが生まれる（仲間と切磋琢磨できる）

不動産キャンプのDiscordでは、以下のように重要事項説明書の作成方法について具体的な質問が交わされています。

宅建を活用した副業において、「わからないことは調べる」だけではなく、「聞ける環境に身を置く」という選択は、実はとても合理的なのです。

不動産キャンプの活用事例

「不動産キャンプ」では、宅建士として副業を始めたい方や、すでに活動している方が多数参加しています。

【主な活動内容】

📘 実務者による重説・契約書チェックのオンライン勉強会
🤝 案件紹介やコラボレーションのマッチング
📝 SNS発信など集客の勉強会
📢 不動産実務について相談できるチャットスペース（Slack／LINE）

【参加者の声】

「宅建を活用した副業、これで合ってるのかな？と思ったとき、すぐ聞ける場所があるだけで、すごく安心できました」
「初めての契約で不安だったけど、他の人の事例を聞いて具体的にイメージできました」
「副業って孤独かと思ってたけど、ここには仲間がいます」

副業を成功させる鍵は、スキルや案件だけではありません。「誰と一緒に歩んでいくか」が大きく影響します。

「ひとりでできる」は強み、「誰かとできる」は継続の秘訣

宅建を活用した副業は、ひとりで始めることができるスキル型副業の代表格です。

でも、その自由度の高さゆえに、「続ける力」を得るには「つながり」が必要です。

実務で不安になったら、相談できる
行き詰まったら、誰かが声をかけてくれる
うれしい報告を、仲間と分かち合える

副業を孤独な戦いにせず、「学び合える場所」「支え合える人」を味方につけて、継続できる副業ライフを築いていきましょう。

まとめ｜準備が整えば、宅建副業で月5万円は現実的な目標

ここまでお読みいただきありがとうございます。

宅建を活用した副業で月5万円を稼ぐ──
一見ハードルが高そうに見えるこの目標も、実はしっかり準備さえできていれば、初心者でも十分に実現可能なラインです。

ポイントは、「特別な才能」や「豊富な人脈」がなくても、以下のような基礎を整えることで、誰でも一歩を踏み出せるということです。

今日から始められる4つのリアル準備

業務委託契約を理解し、リスクを回避する術を持つ
報酬と税務管理を整えて、安心して副業を継続する
宅建士証の有効性と更新状況を確認しておく
案件を得るための“発信”と“つながり”を育てる

最初の1件は、緊張と不安がつきまとうものです。
でも、その1件を乗り越えたとき、あなたは確実に“副業宅建士”として一歩前に進んでいます。

副業とは、「やるか、やらないか」の選択ではなく、「どう始めるか」の工夫次第で人生の選択肢を広げられるものです。

最後に：あなたが動き出すきっかけになれたら

この記事を読んでくださった方にとって「宅建をもっと活かしたい」「副業で自信をつけたい」という思いに寄り添い、動き出すきっかけになれば幸いです。

そして、もし「ひとりで始めるのは不安…」「もっと実務を学びたい」と思ったときは、ぜひ「不動産キャンプ」をのぞいてみてください。

副業を孤独な戦いにせず、仲間と一緒に成長していける場所がここにはあります。