この記事は、宅建合格後に不動産業界へ就職・転職を目指す方へ向けた動画です。
せっかく不動産業界で働くならば年収1,000万円を目指しましょう!
「宅建合格すれば不動産業界に就職できるって聞いたけど」
「不動産会社の面接を受けたら、落とされた。」
不動産業界へ就職・転職を検討している方や実際に面接をした方は
不動産業界では宅建以外にも実務知識が必要だということに気づき始めていると思います。
私の顧問先の不動産会社も「採用するなら宅建持ってて、実務知識がある人材」と言っています。
不動産業界、未経験だと待遇の良い不動産業界と巡り会える可能性はかなり低いのが事実です。
ただし、この記事を読んでいただくと
「大手不動産会社」や「待遇が良い会社」に巡り会うために
これからどんな準備していけば良いのかわかります。
私の経験と不動産業界で働いているリアルなお話です。
是非最後まで読んでください
1.宅建合格だけでは就職ができない理由
宅建に合格しても必ず不動産会社に就職できるとは限りません。
就職できたとしても蓋を開けば、毎日終電のブラック企業でした。ということもザラです。
この記事を見てくださっている方だけでも守れるように
私の経験談と不動産業界の裏側についての情報をお話します。
理由①:宅建資格者が多すぎる

毎年20万人以上が受験する人気国家資格で累計約100万人以上の宅建資格保有者がいます。
資格保有者は思っている以上に多く。仕事に活かそうと思った時に初めてライバルが多いことに気づきます。
また、不動産会社にもよりますが、宅建に合格していること自体に希少性はないと判断する会社もあり
就職活動に有利に働かないこともあります。
宅建を取得したからといって必ず就職できるとは限らないということを受け入れる必要があります。
では、何をすれば解消できるのか。それが今回の記事のお話です。
理由②:不動産業界の実務経験がない
「実務経験がないから就職できませんでした。」
1年間の試験勉強に耐え、不動産業界へ転職を検討していた方から相談を受けました。

私は普段から不動産業界で働いているので常に感じているのですが
宅建を取得しても、不動産業界の実務経験がなければ就職することは難しいです。
不動産会社は他の業界よりも即戦力にこだわることが多く
待遇の良い会社ほど、この傾向が強いと思います。

もちろん未経験歓迎の企業も求人にありますので、絶対に就職ができないわけではありません。
その場合、激務だったり、宅建を使わない仕事もあるので、面接時に仕事内容や待遇を確認をしましょう。
また、この記事を読んでくださっている方にはなるべく良い会社とに就職いただきたく
そのための準備として、不動産の実務勉強をお勧めしておきます。

私が運営する不動産キャンプの体験動画をこちらから受け取りください。
まずは不動産業界の基礎実務を学んでいきましょう!
2.失敗しない就職・転職のポイント
未経験の宅建士でも不動産会社へ就職・転職成功させることは可能です。
私が経験してきた成功させるポイントを2つご紹介します。
①面接で確認することリストを作る
不動産会社は、強面の方や、圧が強い方が多く
初めて面接した時に圧倒されて何も聞けなかったという体験談をよく聞きます。

https://one-group.jp/humanresource/use/interview_question.html参考
そうすると、就職後「そんなこと聞いていない!」と入社時とのギャップを感じます
企業側は「聞かれてないから答えていない」と言い返してくると思います。
これは、不動産営業をする時に宅建士がよく使う言葉です。
「聞かれていないから答えない。」
「だから聞いていないあなたが悪い。」
こう言ったことが起こらないためにも面接時に聞くべきリストを必ず持参をしてください。
②就職活動と同時に実務勉強を始める

実務の経験がなくとも、実務勉強をしているだけで不動産会社からの評価は上がります。
これは実際に不動産キャンプで実務勉強をしている方に聞いたことがあるのですが
「実務勉強をしていると言うと、かなり褒められた」と言われます。
それもそのはずで、実務勉強をする方は100人に1人くらいしかいません。
ほとんど行き当たりばったりで不動産業界に挑戦する方が多く
必要な準備や、年収を上げるためのスキルを勉強されないからです。
実務がわからないと言うマイナス面を自分でなんとかしようとする姿勢に心打たれる経営者は多いみたいです。
こう言った地道な努力できる方は、不動産会社での就職活動はうまくいきます。
3.宅建×実務勉強で転職活動を無双
宅建合格に加えて実務勉強をしておくと約100万人の宅建保有者の中の上位数%に食い込めます。
では、宅建保有者がなぜ就職活動において有利なのかを解説します。
①宅建士だけしかできない独占業務

宅建士の業務の一部に、重要説明事項の説明があり
契約時は重要事項説明書を契約者に説明する必要があります。
この業務は宅建士しかできず、宅建保有者が少ない不動産会社であれば
営業と重説が別々に担当者がいるという企業も多いです。
契約直前まで、お客様対応をしていたが、契約は別の担当に任せるのはどうでしょうか。
個人的には1人のお客様には決済まで担当したいと考えます。
すべての業務を1人でこなせると会社から重宝されやすいのも事実です。
②不動産業界で一人前であることを証明するもの

宅建の試験勉強時間は約300時間、合格率は約15%と、取得するのに時間と労力がかかります。
宅建に合格していると言うことはその資格だけでなく
継続性できる力や結果を出すための力をアピールすることもできます。
不動産業界は、営業ノルマがあったり、繁忙期は残業が多くなります。
忍耐力が必要となる仕事なので、不動産会社に対して本気度を伝えることができます。
まとめ
宅建合格者は必ずしも、優良な不動産会社に就職できるわけではありません。
人気な国家資格なので、宅建保有者は多く、希少性がないと判断する不動産会社もあることをお伝えできればと思いました。
ただ、その中でも大手不動産会社や、優良企業を目指したい方も多いはずです。
そんな方は事前準備が必ず必要です。実務勉強を少しずつ進めていきましょう。

こちらに不動産キャンプの体験動画を掲載しておきます。
実際に不動産会社に入ったらどんなことをするのか、仕事内容は?流れはどんな感じ?
この辺りを把握するだけでも、ライバルと大きな差をつけられると思います。
是非一度体験してください