不動産キャンプには、公式LINEやコミュニティ(Discord)を通じて、日々仕事のノウハウから不動産実務取引など、さまざまな質問が寄せられ、その質問に対して、その分野にくわしいキャンプメンバーや、専門家の方などが回答をしています。「自分がわからないことは、他の人もわからない」ことが多かったりしますよね。
この「お悩みコーナー」は、メンバーの方から集まった有益な質問と回答を記事にして、みなさんにもご紹介する場所です。
ぜひ、一緒に回答を考えてみてください!
※お悩みは、個人情報を伏せた上で実際に寄せられた内容を一部読みやすく編集しています。
今回のお悩みテーマ:外国に住んでいた方の収入証明

お世話になっております。
外国に住んでいて帰国された方が日本で賃貸の審査を受ける際に、収入を証明する書類にはどのようなものがあるのでしょうか?
海外に住んでいたときの給与明細等はありますが、転職による帰国のため、何の保証にもならないと思います。
新しい会社の契約書で当面の給与(収入)は明示されていると思います。
ご教示のほど、よろしくお願い申し上げます。



お世話になっております。もしかしたら少し違うかもしれませんが、パートナーが外国人なので、参考に回答させていただきます。
彼が昨年賃貸契約する際は、雇用契約書を収入証明として出していました。給与が記載されているので、そちらで問題ないとのことでした。ご参考までに🙏🏻



お忙しいところ、アドバイス頂きありがとうございます🥰
お客さまも給与等の記載された内定書をお持ちです。
お話を伺い、取り敢えず安堵しました。
転職を機に引越される日本人のお客さまの場合、
他に前職での源泉徴収票や給与明細を求められることが多く、今回はどうなるのかと気になっています。
前職での給与は外貨払いだったため換算するとかなり高収入になりました。
減収と判断されるのかと思うと気になります。
帰国したばかりで現住所も友人宅のため、住所不定?という懸念もあり、どうなることかドキドキです。



アメリカと日本の両方の収入がありました。
ですが、日本の雇用契約書に記載されている金額だと一般的にいう「家賃は手取り収入の3割程度」には少し足りなかったので、アメリカでの収入源を証明するオファーレターも提出していたことを思い出しました🙏🏻
そちらはドルだったので、私も審査が通るか心配だったのですが結果は大丈夫でした…!必要であれば、念のために日本の口座の預金残高も送りますなどもお伝えしていたのですが笑、結果不要でした。
外貨換算は厄介ですよね…。うまくいくことを願います🙏🏻



教えていただきありがとうございました!
まとめ



今回のポイントをおさらいしましょう!
買主様側の仲介をする際に手付金保証制度を利用するか迷ったときの、ポイントについていかにまとめました。
- 新しい雇用契約書やオファーレターでの収入証明
帰国してすぐのタイミングでは、海外在住時の給与明細や源泉徴収票があっても、現在の勤務先による安定した収入を示すためには新しい会社の雇用契約書(オファーレター)が重要になります。契約書に具体的な給与額や採用条件が記載されていれば、不動産会社や保証会社としても一定の信用材料になる場合が多いです。 - 海外の収入や資金残高も必要に応じて提示
海外勤務時の給与が高額だったり、ドルなど外貨ベースで支払われていた場合でも、オファーレターや海外勤務時の給与明細、預金残高証明などを追加で提出することで審査をクリアできるケースがあります。ただし、外貨換算の扱いは不動産会社や保証会社ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。 - 現住所や転職直後の状況に対する補足説明
帰国したばかりで現住所が仮住まいの場合や、転職直後で勤続年数が短い場合には、審査で不安視されることもあります。そのため、前職での源泉徴収票や転職理由、十分な預貯金の存在などを説明できる書類を用意し、状況を丁寧に伝えることで審査の通過率を上げることが可能です。
今回は、手付金保証制度の利用について質問をいただきました。


しらい先生 フリーランス宅建士/会社経営者
こんにちは、フリーランス宅建士の白井です! 趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。 私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です! 21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。 22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。 現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。
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