この記事の内容は「宅建合格後に絶対に学ぶべき。不動産の実務勉強の会」です。
実際に私が仕事で扱った内容を事例として勉強会を開催して見ました。

今回開催する実務勉強会は、前回の事例1-1に続く内容になります。

前回は、住宅ローンの事前審査までお話を進めましたので
今日は、購入申込書から重要事項説明・不動産契約までやります。
実際にお客様から「不動産購入します!」と言われてからする業務フローです。
これから宅建士を目指す方や不動産関係の仕事をしているけど
実務に自信がないという方はぜひ最後まで飛ばさずに見てください!
1.不動産購入します!と言われたら
宅建士の仕事をしていくとお客様から
「不動産購入します!」と依頼をいただくことが増えてくると思います。

私も長年、不動産業界で働いていますが
お客様に「申し込みます!」と言われる時が1番嬉しいです。
用意した資料や、紹介した物件をみて判断いただいているので
頑張って良かったなって思える瞬間です。
ちなみに私が初めて申込をもらったのは、不動産会社に勤めて1年目の10月でした。
飛び込みのお客様を対応し、3,000万円のマンションを取引したのが私の初めての購入申込です。

お客様は30代のご夫婦で小さなお子様がお一人。
賃貸から持ち家に住み替えを検討されているお客様でした。
実務勉強を完璧にしていた私でしたが、最初はとても緊張しました。
小さなミスもしてしまいましたが、一生懸命お客様のために尽くしました。
わからないものは持ち帰って宿題にしたり
お客様が求めているもの以上のものを準備するために徹夜もしました。
頑張っている姿が評価されたのか、他の大手不動産会社のエリート営業マンと依頼を迷っていたらしく最終的には私を選んでくださいました!
あの時の感覚は今でも覚えています。
2.間一発、大クレームになりかけた

私が今日1番伝えたいのは、購入申込こそ慎重になるべきだということです。

不動産キャンプを立ち上げて、1期生に不動産取引について教育している時
幽霊部員になっていたメンバーから「助けてください」と連絡が入りました。
たくさんの写真と慌てているのか、誤字脱字だらけのメッセージが飛んできたので
急いで私がチェックすると
なんと購入申込書を売主様に持っていくとひどく怒られたとの事。
「とりあえ謝ったが何が間違えているのかわからない。」
と相談がありました。
内容を見てみると、物件価格4,500万円…仲介手数料155.1万円…手付金50万円…
ここで冷や汗が出ました。

なんと手付金の説明を適当にしていたらしくここがクレームに繋がったみたいです。
これは売主様が怒るのは当然で、このまま取引を進めたとしても
もし買主様がやっぱり買うの辞めます!というと

宅建でも出てきた、手付解除という方法で契約をやめることができるのですが
そうなると売主様が不利益になります。
中身の詳しい内容は不動産キャンプの勉強会で説明しますのでここでは深掘りませんが
ここではてなが浮かんでいる方は本当に注意してください。
最終的には、そのメンバーは参加していなかった勉強会のアーカイブを確認して
「こんなことだったら先に覚えておくべきだった」と後悔していました。
それもそのはずで、売主様の怒りが収まらずにその宅建士は
担当から外されてしまったのです。
フリーランス宅建士としては大損だと思います。
勿体無いの言葉に尽きます。
3.事例で学ぶ不動産取引

この勉強会は、事例1-1で勉強いただいた内容の続きになっています。
⑤ 購入申込書の提出⑥ 物件の調査等⑦ 重要事項説明・不動産契約の内容を
しらい先生の実体験をお話ししているのでぜひ続きが気になる方はこちらから購入するか
不動産キャンプメンバーとして定例会に参加して見てください!

また、この講義は、登録実務講習を担当されている八幡先生に登壇いただきます。
「登録実務講習だけでは伝え切れない」と不動産キャンプで講師を担当いただいています。
不動産キャンプのメンバー限定で、講義の後に質疑応答をする時間もあり
「不動産キャンプで勉強すれば宅建士として一人前になれる」場所になってきました。
メンバーの方もメンバー外の方も
不動産実務を学ぶなら不動産キャンプ!と
不動産コミュニティのマイホームだと思って使っていただければと思います。
まとめ
宅建士として活躍をしていくのであれば
「仕事ができるようになる」を最初の目標にして見ましょう。
宅建を持っていると実際に仕事の依頼をもらうことができます。
ただ、仕事ができるかどうかは別のお話です。
私も独立して宅建士の仕事をしていますが、初めのころは勉強していない依頼が来たときに「やります!」とすぐに返事ができずお客様を取りこぼした経験があります。
私の視聴者の皆様はほとんどの方が未経験で「これからがんばりたい!」という方だと思います。
そういったチャンスが絶対に巡ってきます。
しっかりと自信を持って「任せてください!」と言えるように実務勉強を少しずつ進めて見てください。