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【第2章】事例で学ぶ不動産取引(買主ver.)/人気国家資格「宅建」を活用するための「実務学習」

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本記事は、宅建合格後に覚える不動産の実務において不動産業界では、必ず覚える必要がある購入申込書〜重要事項説明書・不動産契約の仕事のやり方について説明します。宅建合格だけの宝の持ち腐れ状態から、実際に仕事ができるになるための具体的な実務を学びましょう。

今回の不動産実務の内容は、詳しく解説させて頂きたく4部構成で記事を作成しています。

今回の内容は、下記記事の続きです。
前回の記事をまだ読んでいない方はこの記事を読み終わった後、ぜひ読んでください。

実際の不動産取引で行う集客〜決済後のアフターフォローが全て理解できる状態になっていただくため
具体的な不動産実務を解説していきます。!「不動産の実務勉強」に触れて未経験から一人で稼げる宅建士を目指しましょう。

こんな方におすすめ

  • 不動産の実務を覚えたい
  • 未経験でも稼げる宅建士を目指したい
  • 重要事項説明書、契約書を作れるようになりたい
目次

1.なんで購入申込書〜重要事項説明書・不動産契約の仕事を覚える必要があるの?

宅建を活用して、不動産の仕事をしようと思った時、下記画像のように、思ったことはありませんか?

不動産の仕事を始めている方でも不動産取引をまだ経験したことがない。という方は多いと思います。ただし、不動産取引のご依頼は突然にやってきます。未経験でも、お客様からの問い合わせに対して、不動産取引のプロフェッショナルとして対応してかなければなりません。

とはいっても未経験の方からするとなんのことかわからない状態だと思いますので一緒に仕事の流れを見ていきましょう!

2.【基礎】実際の業務フローを確認してみよう!

まずは、お客様の反響〜重要事項説明書・不動産契約の一連の流れをもう一度確認しましょう。


前回、①〜④までの具体的な不動産実務を解説いたしました。
この記事は、続きの⑤〜⑦の不動産の実務内容です。
「宅建で学んだ知識はあまり使えなそう」と感じた方も多いと思いますが
実はところどころで宅建で学んだ知識を使いますので、実務を学ぶことで宅建知識がリンクしてきます。

ではここからは実際に⑤〜⑦のお仕事を分解してそれぞれどういった仕事をするのか説明していきます!


今回の事例には買主様を担当した時の仕事の進め方になります。
不動産取引ごとに進め方が若干異なりますが、今回の案件は一般的な進め方なので、未経験の方もイメージしながら記事を読むことができます。

「自分ならこうしたい!」と考えながら記事を読み進めていただくと
とても良い時間になりますのでおすすめです!

⑤ 購入申込書の提出

お客様に不動産の提案をすると、「購入させてください!」と購入申込の依頼が入ります。
物件を押さえるための実務になり、宅建士としての腕の見せ所です。

上記がお客様から購入申込書をいただいた後に行う一連の実務です。
4つの実務に分かれていることがわかります。

不動産の実務では、買主様から売主様へ直接購入申込書をお渡しするのではなく
一旦、我々宅建士(不動産会社)に提出いただきそれを売主様に打診します。

では、なぜ私たち宅建士が申込書提出の仲介人となっているのでしょうか?

理由の一つとして、買主様と売主様の条件をまとめるためです。
例えば、上記画像のように、不動産価格の値下げについて売主様に直接した場合、怒られてしまったとしましょう。
なぜ怒られてしまったのでしょうか?

・「値下げの文化がない業界だから」なのか
・「値下げが大きすぎるのから」なのか
・「売主様の事情があるからなのか」なのか

宅建士として不動産業界で働いていくと、このあたりの不動産取引における常識になる部分身につきますが
これから不動産業界に挑戦しようと考えている方にとっては、わかりにくい部分だと思います。

また、お客様はもっとわかりません。

私たち宅建士が売主様、買主様の条件を把握した上で不動産取引の常識を理解し
不動産取引をまとめていく実務が購入申込書で行われています。

また、今回の事例では買主様の担当のみなので、直接売主様へ打診することはできません。
一旦、売主担当の不動産会社へ条件を伝え、売主担当の不動産会社が売主様へ打診されます。

直接売主様へ打診した場合「抜き行為」になりますので絶対にしないように気をつけてください。

物件の調査等

ここで行う物件の調査等は、購入申込が受理された後に行う調査業務になります。

簡易調査より具体的な調査実務になり不動産取引の専門家としてあらゆる角度から物件を調査するスキルが求められます。
調査実務が疎かになれば、お客様に迷惑をかけてしまうことはもちろん最終的にはクレームに発展する可能性がある重要な実務です。

買主担当の場合は、売主担当の不動産会社がほとんどの調査を行なっているので
買主側の不動産会社は、調査をせずに⑦に繋がる重説、契約書に軽く目を通すという会社が多いですがとても危険です。

買主を担当する案件の場合、安心してして不動産取引を進めていくために
いつ、どこから、どんなエビデンスを取得しているのかを確認する実務がとても重要です。

重要事項説明・不動産契約

重要事項説明書・不動産契約の実務では、お客様に取引する不動産について
我々プロの宅建士が調べた情報や取引条件等を表記し作成、説明をします。

もう少し簡単な表現をすると
「この条件で取引するけど、本当に買いますか?買うならハンコ押してください!」という不動産実務になります。

また重説と契約書ではそれぞれの役割分担があります。

重要事項説明書は、物件の物理的状態・権利の状況や取引条件などの重要事項を宅地建物取引士が買主や借主に詳しく説明する実務です。

売主と買主の不動産取引をまとめることができれば次に重要事項説明書を作成します。
重要事項説明書を作成するには調査資料が必要になるので書類作成スキルに加えて調査スキルも必要です。

契約書は、対象となる不動産を、契約書に記載されている金額をもって買主が買い受けることを規定している書類です。

不動産実務では重要事項説明書の後に行います。中でも特約事項を記入する欄はとても重要な実務なので覚えておきましょう。

また、どちらの書類も買主担当の場合は、売主担当の不動産会社が作成することが一般的です。
買主担当の不動産会社は、さらっと目を通すだけの方も多いのが事実です。

ただし、どちらの書類にも自分の宅建士の情報を記入しますので、なにか問題があれば責任を負わなければいけません。
売主担当の不動産会社が作成したとしても書類漏れ、記載ミスがないか、現行の法律か等
チェック業務を疎かにせずに、重説・契約を行なってください

まとめ

今回は、「購入申込書〜重要事項説明書・不動産契約の仕事のやり方」について解説しました。

今回の重要ポイントは3つです。

  1. 購入申込書は4つの実務からできている
  2. 売主不動産会社に任せず自分でも調べる
  3. 重要事項説明書・契約書は必ず目を通す

特に2つ目のポイントは、とても重要な考え方です。
買主担当の不動産取引では、書類作成や調査業務などほとんど売主担当の不動産会社が行います。しかし、実際には買主側の不動産会社も内容を理解していなければいけません。取引する案件は、売主、買主担当の2社が重説、契約書を作ってるからです。お客様から問い合わせがあった時に、どのように対応したら良いんだっけ?と迷った時は、この記事で学んだことを思い出して、今日まとめた3つのポイントをもう一度見返し、いつでも声に出して言えるようになるまで復習をしましょう!

また、

「もっと不動産の実務を覚えたい」
「わからないところは質問しながら体系的に学びたい」

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これさえ受講すれば、宅建士の仕事をしたいけど何からすれば良いかわからなくて時間を消費してしまう・・・そんな状況がガラっと変わります!

いきなり不動産キャンプに入会するのは、ちょっと早いかも…と考えている方は
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とにかく、不動産取引というものをまるっと理解してみたい!という方はぜひこちらから内容を確認してみてください!

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この記事を書いた人

しらい先生のアバター しらい先生 不動産キャンプ運営者

フリーランス宅建士/会社経営者

趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。
私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です!
21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。
22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。
現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。

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