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【集客】自社の分析を行い、現状の目標と課題を可視化する方法

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本記事は、不動産開業やフリーランス宅建士といった、第一歩目の具体的なアクションが分からない方向け

「SWOT分析」のフレームワークを利用して、マーケティング戦略を不動産ビジネスに落とし込んで解説します。
不動産開業後の営業戦略の立て方と経営者に必要なビジネスの視点を習得し、宅建合格後にやりたいことを現実にしていきましょう。

今回は「自社の分析を行い、現状の目標と課題を可視化する方法」について話していきます。
インプットの基礎編と実際の実務での使い方の応用編の2回に分けて説明していきますので、しっかりマスターしていきましょう!

こんな方におすすめ

  • 不動産の集客に課題がある
  • 集客の知識を体系的に学んでみたい
目次

1.なぜ自社の分析を行う必要があるの?

私が運営している不動産ブートキャンプのDAY13の講義の話を一部触れる内容です。
今回の記事を読んで集客についての考え方に興味が湧いたら、個別相談や講義の参加など検討してください!

では本題に入りましょう。

『なぜ自社の分析を行う必要があるのか?』これは現状を正しく可視化し、目標と課題をちゃんと設定するために必要な作業です。
自分たちのことは分かっている!そう考える方もいらっしゃるかもしれません。ただ、多くの方は頭の中だけで理解している情報を書き出してみると“思ったより分かってないことが分かった”とか“ちゃんと整理することで新しいことに気付けた”という声も多いのが人間の脳です。

今までPEST分析や3C分析でビジネスチャンスを狙って売上を安定させる方法をお伝えしてきましたが、今回のSWOT分析を使うことで外部内部両方の環境を分析・整理することができます。具体的には「世の中は〜に動いている、そして我々のビジネスは〜の影響がでる。競合他社で〜の動きを取り始めているところはまだ少なく、自社にとっても強みを活かせる状況だ!」ということを理解できるようになります。

とはいっても、経営の経験がなかったり集客について本格的に考えたことがない方にとっては
イメージしずらいとおもいますので、一緒にSWOT分析について知っていきましょう!

2.SWOT分析とは

SWOT分析とは何か、みなさんご存知ですか?PEST分析と3C分析を既に学んだ方であれば察しがつくかもしれません。

SWOTは、以下4つの頭文字を取ったものです。

Strengths(強み)
Weaknesses(弱み)
Opportunities(機会)
Threats(脅威)

この4つ、『強み』『弱み』『機会』『脅威』の視点で整理すると、
『自社の分析を行い、現状を整理する』ことができます。

ではSWOT分析で何ができるか分かったところで、もう少し『強み』『弱み』『機会』『脅威』について解説します。

強み⇔弱み:知識、実績、得意、特性の有無(長時間働ける、細かい作業ができるなど)
機会⇔脅威:市場の変化や外部環境の変化など

これらの項目に沿って、『強み』『弱み』『機会』『脅威』を客観的な情報と主観的な情報を交ぜながら整理していくことになります。
SWOT分析の手法について話す前に、今まで話してきたPEST分析と3C分析との関係性について話していきます。

3.PEST分析と3C分析との関係性

こちらのスライドは実際に不動産ブートキャンプで使用しているものです。
戦略を立てるための基本として正しく現状を把握し、課題を特定することが重要

そのためにも、何を分析すれば良いのか知ることが大事です。

不要な情報とは、いくら集めても正しい分析にはならず、時間だけが過ぎてしまうもの。

以前、外部環境分析のPEST分析と3C分析を話してきました。PEST分析は大きな世の中のビジネスの潮流を知ること、3C分析はもっと身近な視点で顧客獲得や競合対策を行うということを話しながら、ビジネスチャンスを掴む方法を話してきました。

図で示した通り、PEST分析が一番大きい世の中の動きの整理で国内や国外の動きも見ていきます。

3Cはその次に、自社のビジネス環境を整理するためのものになります。その3Cの中の1つ、自社の分析を行う際にSWOT分析を使用すると理解してください。

ここまでが関係性の話でした。自社を正しく分析できていないと、顧客や競合に対するアクションを考える際に実現可能な打ち手ではないものも目標にしてしまうなどが起こります。そのため、自分たちは何が強みで、今の機会は何か。逆に弱みと脅威として気を付けることは何かを整理しておくことで、正しく戦略が立てられるようになります。

最後にSWOT分析のやり方について解説していきましょう。

4.SWOT分析のやり方について

SWOT分析には、いくつかポイントと注意点があります。

①目的を明確に、簡単に作る
②前提条件を整理する
③広い視野で考える
※主観的な分析になるため、自分の都合の良い情報や解釈ばかりしないよう注意が必要

まず①は、情報を分析・整理するために作業をするうちに、情報をただただ集めることが目的になってしまうことがあります。そのため簡単に作るくらいを意識しましょう。分析あるあるなのですが、情報をどこまで集めるのが適切か分からなくなると時間がいくらあっても足りなくなります。まずは1回作ったSWOT分析を後で徐々にブラッシュアップするつもりで、一旦作るのがおすすめです。

②はそもそも何を元に情報を収集するのか、自分とは異なる業界やエリアの情報があっても参考にならない情報です。あくまで自分のビジネスに関わりがある情報か。それを意識しましょう。

③についてはブラッシュアップに必要な視点です。一度作った分析情報を元に、行動する中での気付きや学びを自社の強みとして活かしていくことが自社の強みを磨くために必要です。

アウトプットイメージは以下の図のように4象限になります。内部要因が強みと弱み、外部要因が機会と脅威です。内部要因は3C分析の競合と比較して自社を客観的に見つつ、主観的な情報も記載していきます。外部要因はPEST分析や3C分析の市場情報から機会と脅威を整理することが可能です。

ちなみに、今日の解説は不動産ブートキャンプのDAY13でお伝えしている内容の一部になります。

意識して使えるようになることで成功は再現できますまた、同じ不動産キャンプメンバーがいるから初めての学びも他の人の視点を聞きながら一緒に学ぶことができるのも、このブートキャンプの特徴なので、今目標を持って進んでいる方同士どんどん交流してもらえたら良いなと思います!

まとめ

今回は、「SWOT分析のやり方」について解説しました。

今回の重要ポイントは3つです。

  1. 4つの視点で自社の分析を行い、現状を整理すること
  2. SWOT分析に必要な前提条件も理解すること
  3. 実際のアウトプットをやってみること

特に3つ目のポイントは、基本的ですが重要な考え方です。
開業やフリーランスを目指すには、集客という壁が立ちはだかります。私はその集客という大きなフレームを細かく分けて、具体的にやらないといけないことを解説しています。今、知識としてどうすれば良いのか?がわかったと思いますので次のアクションを起こしていきましょう。集客についてどんな順番で行動していかないといけないか忘れないように、今日まとめた3つのポイントをもう一度見返し、いつでも声に出して言えるようになるまで復習をしましょう!

また、

「もっと不動産ビジネスに特化した集客・マーケティングを学びたい」
「わからないところは質問しながら体系的に学びたい」

そんな方はぜひ不動産ブートキャンプにご参加ください。未経験から一人で稼げる宅建士になった私の成功体験、失敗体験を元にした不動産業界特化型の集客・マーケティングの勉強会を開催しています。

また、不動産キャンプでは実務学習だけでなく、宅建や不動産業界に関するイベントや
未経験から一人で稼げる宅建士になるために必要な実務勉強、集客・マーケティング、経営戦略について
私が今まで体験してきたことをまとめているknowledgeサイトを運営しています。

宅建を活用したいけどまだイメージがつかない、不動産キャンプは気になるけどどんなことが学べるのか事前に知りたいという方は
まずはknowledgeサイトを見ていただき、未経験から一人で稼げる宅建士になるための情報収集をしてみてください!

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この記事を書いた人

しらい先生のアバター しらい先生 不動産キャンプ運営者

フリーランス宅建士/会社経営者

趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。
私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です!
21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。
22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。
現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。

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