MENU

直近開催予定のイベント

不動産キャンプメンバー募集中!

【未経験で不動産開業】初めての起業で学んだ「失敗する人の共通点」を語る。だから伝えたい〇〇の重要性

  • URLをコピーしました!

※動画の視聴する場合はこちらです。

宅建に合格したから不動産開業で人生を変えたい。
でも、未経験でもできるんでしょうか?とたくさん質問をいただきます。
不動産開業は収入も働き方も本当に魅力的でワクワクするお仕事です。

さて、未経験且つ、しかも一人で不動産会社を経営していくのは可能なのでしょうか。
また、開業するにあたってどんな準備が必要なのでしょうか?

今日は私の経験も踏まえた内容を盛り込んでいますので
最後まで動画を順番に見ていただくと
不動産開業の特に「集客」についての不安がなくなり
これをやれば自分でも不動産開業で戦っていける!となると思います。

初めて不動産に、経営に挑戦しようとしている方や
開業まもなく、これから会社を大きくしていきたいと考えている方は
他の不動産経営者に差をつけるためにも
動画を最後まで見て実践してみてください!

目次

◆一人/未経験での開業は可能

結論。未経験から不動産会社を開業することは可能です。
開業を考えるだけでも、こんな生活ができそう。とワクワクしますよね。

ただ、実際に開業をしてみると
実務は知らないし、集客もできない。
どうしよう。困った。となることが多いんです。

当たり前なのですが、大手不動産会社等で揉まれている
エリート不動産営業マン達と戦っていかないといけないので
人一倍勉強をしていく必要があるんです。

◆人脈や媒体に頼らない集客の仕組み

ここからは私が経営者になって得た独自の知識です。

たくさんの不動産会経営者と人脈があるんですが
ほとんどの会社は、人脈や広告媒体を使って仕事を受注しています。
特に個人経営から中小規模の会社です。

なので新規参入する不動産経営者も真似しやすく簡単です。
正直私がやっている集客方法よりも簡単ですぐに結果に繋がると思います。

ただ、このような一般的な集客方法でも失敗することがあるんです。
よく失敗してから「しらい先生。アドバイスありますか?」と聞かれるのですがここから立て直すのってめちゃくちゃ難しんです。

さてここで問題です。
なぜほとんどの不動産経営者がやっている集客方法でも
失敗してしまうのでしょうか?
1~4で選んでみてください。

1:人脈が不動産の経営者しかいなく仕事の取り合いになるから。
2:広告媒体について理解が浅くうまくリーチできてないから。
3:人脈や媒体に頼りすぎて、独自コンテンツと作っていないから。
4:新規参入の時は、知り合いからの依頼がほとんどだから

全部正解なのですがこの中でこれからの時代で成功するために必要なものが1つだけあります。
皆さんはどれだと思いますか?
動画の最後に解答しますので、考えながら動画を進めてください!

◆「手数料無料」戦略

不動産会社のビジネスモデルはどこも同じです。
レインズで物件情報も共有されているので
正直、差別化しにくい業界です。

差別化をしようとして「仲介手数料無料」とか「仲介手数料半額」のような差別化を図っている会社も多く見かけますが

これは戦略と言えるのかわかりませんが
結構多くの会社が真似をしていて「手数料無料」と広告をうたれています。

でもこれは最終的に自分の首を絞めることになると思うんです。
また、業界全体的にも良くないと考えています。

私はもっと違う角度から差別化をお勧めしています。
私たち宅建士は「不動産取引のプロ」なので
本来、高い知識レベルを提供し、相応の報酬を得て良いと思うんです。

◆SWOT分析で他社と差別化する

さて、先ほどのお話しで

お客様は本当に「手数料無料」に価値を感じているのでしょうか?
安くなることはもちろん嬉しいことだと思いますが
本当にこれで良いのでしょうか?

私が推奨するのは
「〇〇会社から不動産を買いたい」
「〇〇さんに対応して欲しい」

というビジネスモデルを設計することです。
これは常々、不動産キャンプのメンバーにもお伝えしています。

こういった「〇〇さんから、〇〇会社から」というビジネス戦略を作りたい方は、基礎知識としてSWOT分析を学んでおくとうまくいきます。

SWOT分析とはそれぞれ、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)を整理し、自社が優位に立てる戦略を見つけるフレームワークです。

もう少し具体的に図解するとこんな感じです。

ここまで聞くと「大変だ、めんどくさい、自分には無理だ」と感じる方も多いと思います。
そうなんです。大変でめんどくさいんです。
だからこそ、不動産を経営しようと思っている多くの宅建合格者は
ここまでやりません。というよりもできません。
なので勉強、実践ができれば、他の会社よりも安定した経営ができるようになるんです。少し想像ができましたか?

「なんとなくvs戦略的」はどっちが強いでしょうかというお話ですね。

とはいえ、SWOT分析は簡単に身につくものではありません。
これから頑張ってみたいという方に向けて

https://note.com/realsetate_camp

私の経験を踏まえた具体例の紹介とSWOT整理したものをnoteで期間限定で販売しています。YouTubeの概要欄から見てみてください!
経営者1年目の方もこれがきっかけで、ビジネスモデルを見直す機会になるかもしれませんね!

◆まとめ

不動産開業は一人/未経験でもできるのか
実際にどんな準備が必要なのかについて解説をしました。

まとめると
①不動産開業は一人でできる
②未経験でもできるけど現実厳しい
③開業するなら他社と差別化をはかろう

この3つは今日、持ち帰ってください!

内容が良かったと思っていただけましたら
動画への高評価ボタンポチっと押していただけると嬉しいです!

また動画の途中で出てきた問題の解答はこちらです。
3:人脈や媒体に頼りすぎて、独自コンテンツと作っていないから。」

皆さん何番にしましたか?
私がここで伝えたかったのは
頼ることはビジネスをする上で大切なのですが
頼りすぎてしまうとそこに依存してしまうことになります。
自分のビジネス影響に大きく響くことがあります。
なるべく自分のコンテンツというものを1つだけでも作っておくことをお勧めします。

宅建士の皆さん、お疲れ様です!

宅建の資格を活用してもっと稼ぎたい!
そんな想いで本記事を見ていただいている勉強熱心な方、いつもありがとうございます!

そういった意味では常に新規顧客を追い続ける必要があり、「集客が不安」というご相談をよくいただきます
“手数料割引”“広告をとにかく出す”、手っ取り早いかもしれないけど、
本質的な解決方法じゃないし、何よりやりたくないですよね

不動産は単価が高い反面、
水などの日用品と違って毎月購入されるものではありません
そういう意味で、不動産や車のような高単価商材は、
「どうやって集客するのか」が最大の悩みといっても過言ではありません

ではどうやって安定的な集客を目指すのでしょうか?
中長期的には人脈や仕組み作りが必要になりますが、独立後1件目の場合
そこまで多くの費用をかけずに売上を作っていかなければいけないですよね

◆そんな時にマーケティングの知識

ではなぜマーケティングを知る必要があるのか?
一言でまとめると、自分を知り相手(顧客や競合)を知ることで無駄な行動を減らし、成功確率を上げるためにマーケティングの知識が役立ちます

不動産経営に必須の集客スキルとマーケティングについての解説は過去のnoteに記載したため、こちらもご確認ください。(リンクはこちら

前回の記事では、マーケティングの基本である3C分析についてお話ししました。今回はさらに一歩進んで、SWOT分析とクロスSWOT分析をご紹介します

◆SWOT分析とは

SWOT分析とはそれぞれ、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)を整理し、自社が優位に立てる戦略を見つけるフレームワークになります

とはいえ、すぐにはなかなか想像つかないですよね

不動産売買におけるSWOT分析の具体例を整理したので、
参考に自社のSWOTを整理してみましょう!

◆Strengths(強み)

・専門知識: 物件に対する知識、地域に対する知識、相続や法律の知識
・接客の質: 顧客に対する丁寧で迅速な対応やコミュニケーションの質
・地域密着のネットワーク: 地域に強いつながりやネットワークを持つ

◆Weaknesses(弱み)

・ブランド認知度の低さ: 競合他社と比較して自社の認知度が低い
・限定的なリソース: 社員も多くないので時間や予算などに限界がある

◆Opportunities(機会)

・高齢者向け住宅需要の増加: 高齢者が快適な住まいを求める需要の増加
・新しい集客方法の確立: インターネットやSNSなどオンラインプラットフォームの活用により集客が成功している不動産会社が現れ始めた
・リノベーション市場の成長: リノベーション需要の増加による市場の成長

◆Threats(脅威)

・他社不動産会社の競合: 大手不動産会社や住宅販売会社との競争が激化し、市場シェアの減少の脅威
・住宅資材の高騰: 建築やリフォームの単価が上がり購入者の減少リスク
・法律・規制の変更: 不動産取引に関する法律や規制の変更による影響

さてここまでSWOT分析の整理を見てきましたが
これだけでは何をすればいいかは見えてこないですよね?

そのためこの後に強みと機会、弱みと機会など掛け算していくクロスSWOT分析という分析方法を行なっていきます

◆クロスSWOT分析

クロスSWOT分析は、
上記4つの強み・弱み・機会・脅威を組み合わせ、分析する手法です
これにより、自社の強みを活かしながら、機会を追求する方法や、
弱みを克服し、脅威を回避する戦略を立てることができます

◆例①:強みを活かして機会を追求

需要が増加している高齢者向け住宅の建築情報や相続の専門知識を合わせて
情報を発信、得意領域の知識と需要が伸びている商材で成約を目指す

◆例②:弱みを克服し機会を活用

自社の認知度の低い中で広告費の無駄を最小限にするため、一括査定サイトなどオンラインプラットフォームで声がかかりやすい場所で集客を行う

◆例③:脅威を回避し強みを活かす

大手不動産会社の競合や住宅販売会社は利益幅が薄いものや、店舗仲介や空き家管理など専門外の商材は取り扱いができないため、
最初は競合が手を出せない領域も対応していくことで、信頼や実績を作り、紹介などの長期的な関係を作っていく戦略

◆SWOT分析とクロスSWOT分析のまとめ

以上が不動産売買のSWOT分析とクロスSWOT分析の一例です
クロスSWOT分析を通じて、自社の現状と環境を総合的に把握し、戦略を立てることができます。自社の強みを最大限に活かしながら、機会を追求し、脅威を回避して不動産売買の成功に向けて進んでいきましょう!

◆今までのPEST分析、3C分析との繋がり

SWOT分析は単体で活用するのではなく、以前紹介したPEST分析や3C分析なども関係しています!
例えば、PESTのSでコロナが蔓延した際に、市場が自然思考や郊外に移り、結果キャンプ用の山林が売れましたね
この時に、いち早く市場の変化に気づき、自社の強みで山林オーナーとの付き合いがあるなどあれば商売に繋げられたかもしれません

◆事例ケース

上記のようなPEST分析と3C分析、今日のSWOT分析を駆使しつつ、
よりリアルに理解していただくために、以前ご相談をいただいたケースの中から、”沖縄で居酒屋を経営している方が不動産で独立したいとご相談いただいた”ケースについてご紹介します

◆沖縄に関するPEST分析

P:所有者不明土地法の改正により何らかの活用が見込まれる可能性、那覇広域都市計画区域の変更による市街化区域の拡大
E:地価の上昇が続いている、住宅市場の資材高騰が続いている
S:コロナ明けによる観光需要の復活、ビジネスとしての土地のニーズ増
T:(特になし)

◆3C分析

市場:買い手は資材高騰のため簡単に戸建てを買うのが難しくなってきている、売り手は地価が上がっているので売るにはポジティブな状況
競合:狭いエリア内の情報を取り合っている、建売会社の積極的な購入
自社:居酒屋をやっていたため、酒屋さんや常連客など地元の繋がりが強い

◆Strengths(強み)

・地域に密着したネットワーク: 沖縄で居酒屋を経営している経験から、地元のネットワークを活かせる。地域の特性やニーズを理解し、地域密着型の不動産サービスを提供することが可能
・自社の認知度: 居酒屋経営者としての知名度がある状態。不動産ビジネスでも、既存の顧客や地域住民との関係性がある状態でビジネスが始められる

◆Weaknesses(弱み)

・不動産業界の知識不足: 不動産業界における知識や経験が不足している。
これにより、市場の動向や取引の手続きについて学ぶ必要がある

◆Opportunities(機会)

・沖縄ブランドの人気: 沖縄ブランドは強く、土地の購入ニーズは高いものの売りに出ている物件が少ないという状況が続いている
・地価の上昇:売り手にとっては上がり続ける状況の中、どこで売るか見極めているオーナーもいると予想
・市街化調整区域が市街化区域に:お金にならなかった土地が資産になったため、持ち主の親族をまとめられれば売却する可能性は考えられる

◆Threats(脅威)

・買い手の手が届かない:地元の人が家を買うには値段が上がり過ぎている、住宅ローンの恩恵よりも資材や人件費や地価の高騰が大きい
・競合が強い:建売会社が土地の仕入れを狙っている、地域へのネットワークも根を張っており資金力もある

◆クロスSWOT分析

・地域ネットワークと地価上昇or市街化区域: 居酒屋経営者として顧客に別の接点から接触することができる強みは大きなアドバンテージ。他にも家の悩みなどの相談から、物件売却に入れる可能性も狙える。
・競合も買い手の確保に困っている可能性: 建売会社も買い手を探すのに苦労すると予想し、客付けできる物件が余ってないか、物件を借りて募集をさせてもらい集客に繋げる

沖縄の居酒屋経営者が不動産で独立するためには、
地域ネットワークと認知度を最大限に活かし、情報を集め直接話をしにいくのが正攻法。観光業の成長や地元のニーズに注力し、店舗物件を扱うのも良いかもしれません

◆まとめ

独立を目指す宅建士の皆さんへ、SWOT分析からの集客戦略の考え方をお伝えしました。
これらの情報が揃うことで、無理のない実現可能なアクションプランを作っていくことができるようになります

長文読んでいただきありがとうございました!
顧客のニーズを把握し、競合との差別化を図りながら、自社の強みを活かした戦略を展開しましょう
集客に必要なスキルや知識を学ぶことは大変ですが、その努力が将来の成功につながることを忘れずに取り組んでください!

未来ある宅建士の皆さんの成功を心から応援しています!

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

しらい先生のアバター しらい先生 不動産キャンプ運営者

フリーランス宅建士/会社経営者

趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。
私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です!
21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。
22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。
現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。

目次