国土交通省の方と議論している「これからの不動産業界ってどうなっていくの?」という内容を今回特別に公開。
この記事では、これからの不動産業界で必要な「宅建士の新スキル」について解説させていただきます。

このチャンネルでは、宅建合格をスタート地点とし
実務学習、集客学習、売上安定・拡大という4つのステップを経て
未経験から一人で稼げる宅建士になるために必要な知識を紹介しています。
「宅建士として独立は、難しくなっているらしい…」
空家増加、人口減少により不動産業界は大打撃を受けているように感じます。
しかし、私の周りの不動産経営者は「新しい宅建士のスキル」を身につけ
不動産ビジネスの路線を変えたり、拡充させたりと売り上げをグングン伸ばしているんです。
ここでは、これからの不動産業界で必要になる宅建士の新スキルについて解説をしていこうと思います。
1.街の不動産屋、倒産件数が過去最多

現代の日本では、不動産業界が大きな変革期を迎えています。昨年度の不動産仲介業の倒産件数は120件に達し、前年の69件から7割増加して過去最多となりました。
帝国バンクのデータによると、入居希望者への物件紹介数が減少していることが、不動産仲介業の収入減少の主な要因の一つとされています。転勤や大学進学などの引っ越し需要が最も高まる3月の賃貸契約件数も、2023年の首都圏ではコロナ前の約8割の水準である約2万3,000件にとどまっています。
さらに、コロナ禍で在宅勤務が普及し、企業が転居を伴う異動制度を見直したため、法人向けの賃貸需要が従前に比べて伸び悩んでいるというデータも。

円安による物価高や賃金の停滞、引っ越し代や管理費の高騰による家賃上昇が続く中、個人も住み替えを控える傾向があります。また、人口減少やライフスタイルの変化により、高齢者世帯や単身世帯が増加すると予測され、新築住宅の供給が難しくなり、既存の住宅ストックの活用が重要となっています。

現在の日本では、従来の不動産仲介業のやり方を続けていては、新規顧客を見つけるのが難しく、廃業のリスクが高まってしまうのです。このような時代に、不動産業界で生き残るためには、何が重要なのでしょうか?
2.別業界から未経験で宅建士に挑戦

従来の不動産業界では、不動産に関する専門知識や経験が重視されてきました。しかし、近年では異業種から宅建士資格を取得し、不動産業界に参入する人々が増えています。別業界からの挑戦者は、不動産業界をアップデートできると期待されているのです。
例えば、IT業界出身者が不動産テックの分野で活躍するケースや、マーケティング業界出身者が物件のプロモーション戦略を革新するケースなどが挙げられます。

「不動産テック市場に関する調査」(株式会社矢野経済研究所)によると、2022年度の不動産テック市場規模は前年度比21.1%増の9,402億円と推計され、2030年度には2022年度比約2.5倍の2兆3,780億円にまで拡大すると予測されています。

このように、アナログな働き方がまだ多い不動産業界において、「IT×不動産」「観光×不動産」など別事業との組み合わせを検討した「お困りごとを解決するモデル」が今後はおすすめです。
異業種の知識や経験を活かしたモデルは、不動産業界をアップデートできる人材が多くなり、地域社会のニーズに応えながら新たな価値を提供できる可能性が高いと言えます。
業界未経験の初心者の宅建士でも、十分にチャンスがあります。「未経験だからできないかも」と諦める前に、ご自身のスキルや強みを掛け合わせて唯一無二の不動産ビジネスを探しましょう。
3.国の政策情報を取得し活用しよう

持続可能な不動産ビジネスを探すには、国の政策情報を取得することが大事です。現在、少子高齢化や都市部への人口集中に伴い、地方都市や郊外における空き家や空き地の増加が深刻な社会問題となっています。
5月に開催された国交省とのコラボイベント『不動産に関連する政策動向』で、国土交通省に勤務されている小林氏から、空き家や空き地の活用が不動産経営の新たな柱となる可能性があるとのお話しがありました。
例えば、空き家をリノベーションして新たな住宅や商業スペースとして活用するプロジェクトや、空き地をコミュニティガーデンや駐車場、さらには太陽光発電施設として活用するケースも増えているそうです。
こうした情報をいち早くキャッチし、ビジネスに活かすことで、競争優位を築くことができるといえます。

ですが、最新情報をどうやって手に入れるか悩む方もいらっしゃるかと思います。そこで、7月22日(月)に小林氏が「空き家と空き地を活用したビジネス」をテーマに勉強会を開催します。
国の今後の政策と共に、具体的にどんな空き家のビジネスモデルが考えられるのかお話しいただきます。質疑応答の時間も設けていますので、これから不動産業界にチャレンジしたい方や既に経営をして事業を展開されている方も、ぜひご参加ください。
4.まとめ
この記事では、これからの不動産業界ってどうなっていくの?について解説させていただきました。
従来の不動産仲介業だけでは、売り上げを上げることはもちろん維持することさえ難しくなっています。
今後は、国の政策をキャッチアップできるスキルを持つ宅建士が重宝され
そういったプレイヤーが不動産業界で活躍できるフィールドになっていくと思います。
現在、不動産ビジネスの売上安定や拡大を目指している方はもちろん
宅建は持っていて、将来起業したい!と考えている方もを

ぜひ今回の「特別イベント」にご参加ください!
参加のURLはこちらです。

不動産キャンプは、未経験から稼げる宅建士を目指すための学舎です。
毎週水曜日に私が実務講師として実務の勉強会、毎週日曜日に集客の勉強会を開催しています。
また、不動産キャンプでは月毎に各都道府県で様々なイベント活動をしております!
キャンプメンバーの方はもちろん、一般の方もぜひご参加ください!
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