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【不動産会社の離職率はやばい?】宅建を使って不動産業界に就職するのはあり?なし?/未経験でも就職できるの?/しらい先生がおすすめの会社は?

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将来宅建士のプロとして活躍するために
思い切って開業をしてしまうか、副業で少しずつ経験を積むか
就職して数年間の間、修行を積むか…

私は、宅建合格の後、不動産会社に就職をしてから独立。
1番スタンダードなキャリアの積み方をしました

「私もまずは就職したい!」と思われる方は多いと思いますが
具体的に考えるとこんな悩みが出てくると思います。

不動産会社の離職率についてです。

実は、私も入社を決める前、とても不安でした。
不動産営業は、高給だけど激務と言われているので
なんとなく離職率は高いイメージがありますよね。

今回の記事は、不動産業界の離職率について解説をして
就職せずとも宅建士になれるのでは?という
少しテクニックが高い、キャリアの積み方まで説明をしていきます。

私が実際に経験をしてきて、現在会社の経営とフリーランス宅建士として活動をしているので信憑性は高いと思います。
ぜひキャリアの参考にしていただければと思います。

最後には、独立を考えている人に
本当に気をつけた方が良いことをお話ししています。

目次

◆不動産会社に就職した理由

私は初めから不動産業界に興味があったけではありません。
大手人材、大手飲食、大手不動産と内定をいただき
その中から不動産業界を選びました。

不動産業界を選択した理由は大きく2つあります。
①お金をたくさん稼ぎたかったから
②専門的な知識を身につけたかったから

①お金をたくさん稼ぎたかったから

20代前半は「お金を稼ぐ」=カッコ良いと思っていました。
「20代前半で年収1,000万円」という強いフレーズに惹かれ業界に興味が湧いたのもあります。
不動産でキャリアを積んでいくんだと決めてから最終的には、開業を目標にしました。
30歳までに独立するため必死に修行しようと不動産業界に飛びこみました。
結果として3年で独立できたのでかなり早い独立になりました。

②専門的な知識を身につけたかったから

どちらかというとこの理由の方が大きいです。

人材、飲食、不動産。
会社で着実なキャリアを狙うなら飲食一択でした。
ただ、自分で稼ぐ力をつけたいと考えると人材か不動産。
そして専門的な知識を身につけたいと思ったので不動産業界に決めました。

不動産業界は、家を売ったり買ったりと単純なお仕事ではなく
思ったより仕事は複雑で難しいです。
20代前半にできる仕事なのか?と最初思いました。

売主、買主、司法書士、銀行担当、取引先等
様々な人の中心となって案件を動かしていかないといけません。
また、政治、経済、社会、技術というPEST的な知識も必要です。

参考記事はこちら

会社に勤めるサラリーマンだとしても感覚的には「個人事業主」です。
本当にたくさんのことを学び続けないといけません。

「大変だ〜」と思う方も多いと思いますが成長はとても早いです。
自分を変えたい!と不動産業界に挑戦するのも全然ありです。

すぐに結果を出すのは難しいかもしれませんが
1年で年収1,000万円なんて珍しい話ではないです。

◆離職率は「11.4%」

不動産業界にいると、1年で半分くらいの人がやめているイメージでしたが
実際はどうなんだろうと厚生労働省の「産業別・入職と離職」を調べてみました。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/22-2/dl/gaikyou.pdfから引用

令和3年度は11.4%となんと意外にも低いことがわかりました。
「これ本当なのか?」と疑問を持ちましたが数字が全てです。

ちなみに全産業の離職率の平均は約8.1%ということで
不動産業界の離職率は、さほど高いわけではないことがわかりました。

最近は、ワークライフバランスを意識する企業が増えたので
離職率が低いのかもしれません。

ただ、本当に肌感覚では、きつい会社が多いイメージなので
もし就職を検討されている方は、面接をする時に給与面や残業時間等しっかりと聞いておきましょう。

◆みんなが思う不動産業界のイメージ

さて、実際に不動産業界で働いている私のフォロワー様に
「不動産業界で働いてみて、実際どうだった?」と聞いてみると

残念ながらネガティブ答えがたくさん返ってきました。
その中で多かったのが次の2つです。

①残業が多い
②ノルマが厳しい

①残業が多い

「残業はめちゃくちゃ多いよ。まあお客さん業務だからね。」
確かに不動産業界はお客様が中心となて仕事が進んでいくので
休みの日だったり夜遅くに対応することもあります。

ただ、最近は、業務のアウトソーシングをする会社も増えてきているので
だんだん働きやすくなっているんじゃないかなと思います。

②ノルマが厳しい

「毎月ノルマに追われています。」
「役職が上がればキツくなります。」

これは、私も経験しているのでよくわかります。
ノルマが未達で上司に詰められてモチベが低下して辞める人も多いです。
ただ、優秀な上司なら頑張れば達成できる基準で設定してくれます
そうすると、ノルマ達成で収入がぐんと上がります。
これを楽しい!と感じる方と
本当にお客様のためになっているの?と感じる方は様々です。
ただ、会社で出世していきたいならノルマは達成しないといけないのが現実です。
「お客様に無理やり契約させるのが嫌だ」と
独立する方のご相談を受けることが多いので
この仕組みをよく思っていない不動産営業マンは結構多そうです。

◆独立までにやっておいた方が良いこと

不動産業界で独立をしたいなと考えている方は
独立までにやっていた方が良いことを6つ紹介します。

①不動産の実務勉強をする
②集客について学んでおく
③SNSを始めてみる
④人脈を作っておく
⑤独立の目的を作る
⑥事業計画書を書いてみる

他にもやっておきたいことはありますが
今日はこの6つを覚えていただければと思います。

順番的には、①から進めていくとスムーズにいくと思います。
ぜひ今日から実践をしてみましょう!

◆まとめ

私は宅建に合格して3年の修行期間で独立をしました。
20代で独立を決心できたのはとても良かったです。

ただ、独立して今でも「失敗したな〜」と思っているのが
税金についての知識がほとんどない状態で独立してしまったことです。

みなさんもぜひ気を付けていただきたいのですが
年収1,000万円稼いでから独立をしてしまうと大変です。
独立1年目は収入がガクンと落ちると思うので税金を払うのが大変です。
サラリーマン時代は税金を払っている意識はなかったですが
いざ自分の法人口座から税金が出ていくと結構しんどいです。

この辺りは意識しておくだけでも
戦略的に独立の段取りができると思いますのでおすすめです。

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この記事を書いた人

しらい先生のアバター しらい先生 不動産キャンプ運営者

フリーランス宅建士/会社経営者

趣味は旅行で場所時間問わない働き方をしてから好きになりました。
私は小学生から大学までずっとバスケをしていました。高校では強豪校へ行き、当時八村選手と試合したことが自慢です!
21歳の時入社前に会社から宅建取得を促され、無事に合格して今に至ります。
22歳は某大手不動産会社に3年勤めて、25歳では不動産テック、ベンチャー企業にいました。
現在はフリーランス宅建士、法人設立など不動産業を幅広く行なっています。

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